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【2012リーグ戦後半戦・10戦目vs東海大】〜残り2秒で同点に…我慢することを覚え、怒涛の追い上げをみせるが、最後に力尽き惜敗する〜【目選手インタビュー】

by admin on 土曜日, 10月 6th, 2012

第88回関東大学バスケットボールリーグ戦 第10戦目 東海大学戦の結果を掲載いたします。


◆試合結果

明治大学 56( 10-23.12-10.18-7.16-19 )59 東海大学

◆レポート

【1Q】

明治大 #16安藤・#12中東・#2目・#22西川・#51皆川
東海大 #33狩野・#24田中(大)・#0ベンドラメ・#7晴山・#10ザック

開始早々東海大はザックのレイバックで先制すると、順調に得点を重ねていく。明治大は、なかなかシュートが決まらず苦しいが、2分半経過したところでようやく目の3Pが決まる。さらに西川がベースラインドライブで得点。皆川も中東のアシストで得点するなど一歩も引かないプレーをみせる。だが、東海大はベンドラメが明治大のボール出しをスティールしそのまま得点し、流れを断ち切ると、たまらず明治大はタイムアウト。それでも続けざまに田中(大)に3Pを決められ東海大は波に乗る。アウトサイドのシュートが決まらず苦しい明治、ここで代わって入っていた伊澤がバスカンを決め意地を見せるが、終了間際に目が田中(大)にファールをしてしまい、これが3Pのファールとなりきっちり3本決められて大きくリードされ終了。

【2Q】

明治大 #16安藤・#12中東・#2目・#22西川・#51皆川
東海大 #24田中(大)・#8藤永・#51須田・#23佐藤・#12山田

安藤が幸先良くゴール下を決め、中東もドライブで積極的に得点するが続けざまにファールがあり、得点が止まってしまう。東海大も山田の得点以降流れが止まってしまい、狩野らメンバーをコートに戻す。すると、すぐに晴山が安定感のあるシュートで得点する。明治大も森山がステップバックでシュートを決め、安藤が連続で得点し7点差まで追いつめる。
だが、明治大はなかなかインサイドにボールを入れることが出来ず、アウトサイドのシュートが多くなる。リバウンドもなかなか取れず、次につながらない。逆に東海大はザックがゴール下でパワープレーをみせ再び引き離し、11点ビハインドで前半を終える。

【3Q】

明治大 #16安藤・#12中東・#2目・#50伊澤・#51皆川
東海大 #33狩野・#24田中(大)・#0ベンドラメ・#7晴山・#10ザック

後半がスタートするや皆川がゴール下で連続得点。ゾーンDFの東海大に対し、インサイドで強さをみせる。中東のファールが3つ目とやや苦しくなるが、明治大の勢いは止まらない。皆川がターンからのシュートを決めると、続けて伊澤のスティールから安藤がジャンプシュートで一気に5点差に。東海大は、田中(大)が一人気を吐き得点を決めるが、今日はことごとくシュートが落ちている。明治大もファールが多くなり、得点が伸びず、4分間ノーゴール。
しかし、残り3分から怒涛の攻撃をみせる。中東のインターセプトから目が鮮やかなレイアップを見せると応援団からも歓声が起こる。さらに、安藤が前日も好調だった3Pを2連続で決め、残り1分で同点に追いつき、東海大をようやく捕らえるとたまらず東海大はタイムアウト。明治大の勢いは止まらず伊澤のブロックショットから速攻で中東がレイアップを決め逆転に成功。終了間際中東が4つ目のファールをおかし、須田がフリースローを決め再び同点にされるものの、このQ東海大の得点をわずか7点に抑え、明治大ペースで最終Qへつなぐ。

【4Q】

明治大 #16安藤・#12中東・#2目・#50伊澤・#51皆川
東海大 #24田中(大)・#7晴山・#8藤永・#10ザック・#51須田

開始早々、目の3Pで明治大がリードを奪う。しかしすぐに藤永が得点し、東海大も譲らない。明治大は、東海大にシュートを打たれてしまうものの、前半はなかなか取れなかったリバウンドをしっかりとものにし、流れを渡さない。ここで伊澤が積極的な攻めをみせ、ジャンプシュートを次々と決める。東海大もザックや晴山が安定感のあるシュートで得点し、一歩も引かない。残り2分半、試合が動く。田中(大)のフリースローで東海大が逆転。すぐに皆川のシュートのこぼれ球を伊澤がタップして再び明治リードで東海大がタイムアウト。きっちり守りたい明治大だったが、ザックに対しファールでしか止められず、フリースローを決められ1点ビハインド。さらに残り26秒で再びザックにジャンプシュートを決められ3点差がつくと明治大は最後のタイムアウトを取る。望みをかけた安藤の3Pがはずれ、残り12秒でファールゲームにいくと東海大ベンチから歓声が。しかし、藤永はフリースローを2本ともはずし、明治大にチャンスがめぐってくる。安藤は時間を上手く使いながら残り2秒でシュートを打つと、鮮やかにネットを揺らし、奇跡の同点に!!
会場中が割れんばかりの大歓声の中、東海大は最後のタイムアウト。
誰もが延長かと思う中、ボールを受け取った田中(大)はDFのチェックをものともせずに3Pのブザービーターを決め、東海大が接戦をものにした。

 


◆BOX

* #2 目 健人 37:36 10得点 (3P2本含む) 3リバウンド
#7 森山 翔太 5:35 2得点
* #12 中東泰斗 35:41 4得点 1リバウンド 4TO 2AS 1ST
* #16 安藤誓哉 40:00 19得点 (3P3本含む) 8リバウンド 4TO 3AS
* #22 西川貴之 14:59 2得点 2リバウンド
#24 田中成也 3:07 1リバウンド
#50 伊澤実孝 23:02 11得点 5リバウンド 1TO 1AS 2ST 1BS
* #51 皆川徹 35:17 8得点 6リバウンド 3TO 1ST 2BS
#89 土井慧吾 4:19 1リバウンド
#92 水口雅也 0:24

(*:スターティング・メンバー)

◆試合速報
Twitterで試合速報を行っています。ご覧になりたい方は下記へ。
http://twilog.org/msup2011bb/date-120930

◆Photo Galley:関東大学リーグ戦・第10戦目vs東海大戦〜【Photo Galley】~
◆次戦の試合情報
・10月 6日16:00〜 vs 青山学院大学@つくばカピオ

 

終わった瞬間、明治大のメンバーは呆然とするしかなかった。
昨年のインカレを否が応でも思い出す。昨年は三浦選手、今回は田中選手がブザービーターで明治大の行く手を阻んだ。あと一歩のところで勝利が逃げていく。リーグ2戦目も悔しい想いが残った。

 

それでも、前評判では常に東海大有利と見られていた中でのこの大接戦に観客は魅了された。第1Qの出だしが悪く、点差が開いてしまったときは、やはり田中選手が代表から戻ってきた東海大相手にそう上手くはいかないかと思えた。それでも我慢を続けジワジワと東海大を追いつめ、同点で最終Qに持ち込み、残り2秒で安藤選手の3Pが決まり追いついたときは、明治大の未知数の力を誰もが強く感じたのではないだろうか。
「今日は選手はよくやったと思う。第3Qで東海大を7点に抑えることが出来たし、マンツーマンDFに関しては、自信をもっていいと思う(塚本HC)」どちらもDFが良いからこそのロースコアゲーム。最後こそ東海大の田中選手に決められてしまったが、インサイドもアウトサイドも本来の東海大の得点力から言えばしっかり抑えられたと思う。

 

オフェンス面においても前日、日体大に対しインサイド陣が思うようなプレーが出来なかったが、今日は思い切りの良いプレーが何度も見られた。特に、第3Qの皆川選手の連続シュートや第4Qでの伊澤選手の積極的なシュートは何度もチームを勢いづけた。
「塚本さんにも攻めのことは言われてたんで、勝負所でインサイド陣が決められたことは本当に良かったです(伊澤選手)」と言うように、インサイドでしっかりと攻めることが出来たことは、今後の明治大にとって明るい材料である。

 

課題として挙げるならば、やはり試合の入り方ということになる。
出だしでつまづいてしまい、そこから追い上げたことで体力を余計に使ってしまったと選手は語る。ただ、どんなに点差が開いても追い上げるだけの力が明治大にはあるということはこのリーグ戦で何度も証明された。そこは明治大の強みであり、ここが改善されればもっと楽に勝てるであろうし、もっと多くの勝利につながると思う。
「今日の負けは肥やしになるんじゃないかな。メンタルという部分を若いチームだからこそ育てたいし、技術はその上にしか成り立たないからね(塚本HC)」
負けていても我慢すること、粘りのDFから、得点へとつないでいく。少しずつではあるが、明治大の勝利への形というものが見えてきたような気がする。

 

また、今回に限らず東海大との試合は毎回接戦になる。そのため、東海大と明治大の試合はいつもおもしろいと観客の注目も自然と集まる。
「(我々は)おもしろいゲームをみせるためにやってるからさ。(明治大を)応援に来てくれる方や大学バスケを応援してくれるみなさんに明治大のバスケットはこれだ!というものを見せたい(塚本HC)」
魅せるプレーを心がけ、常にドキドキワクワクさせてくれる明治大の試合は、いつもおもしろいと自信を持ってそう言えます!みなさんにはぜひ会場に足を運んでいただいて、一戦一戦明治大の成長を感じて欲しいと思います。これからも一緒に応援をよろしくお願いします!

 

それでは、ここまでシューターとしてだけでなく、対戦相手のエースを抑えるディフェンス面でも存在感を発揮している目健人選手のインタビューです

 

〜#2 目 健人 選手  (3年/191cm/F)〜

—後半戦最初の試合で相手は東海大でした。どういった気持ちでのぞまれましたか?
自分の中では、勝ちたいという気持ちはありましたけど、 昨日と今日のミーティングで塚本さんが「どれだけ挑戦できるか」という話をしていたので自分の中で「チャレンジしていく中で、勝ちたい」と思っていました。それに、マッチアップの相手が田中大貴選手だったので、アジアカップで選ばれているメンバーですし、大学のリーグ戦でそういった選手とマッチアップできるのは「おもしろいし、楽しめ」と塚本さんに言われたのもあって、楽しんでやろうかなと思ったんですけど…。(田中選手が)あまり攻めてこなかったので…そこは悔しい思いでした。あとは、目の前で決められた(最後の)3Pですね(苦笑)

—あの場面は?
最初、田中選手についていてケビン選手のスクリーンに引っかかってしまって、伊澤のフォローがちょっと遅れそうだったので、ゴール下は徹(皆川選手)にまかせて、もういっちゃえ!と思ってブロックにいったのですが、自分の目の前で決められて…それが一番悔しいし、余裕を持ってプレーされているのも悔しかったですね。来週の青学も格上ですけど、余裕をもってやらせないようにして、ヒヤヒヤさせながらプレーさせるっていうのが今の自分の目標ですね。

—そういった中でも自分たちの成長が感じられる部分はありますよね。
たぶん、そうですね。なんといっていいかわからないですけど、1Qで13点差つけられて、2Q・3Qで我慢して4Qで追いつけたのは少しは我慢する力がついたのかなと。

—我慢の時間帯は何か意識してやっていることは?
特に意識してやってることはないんですが、フリースローの合間とか誓哉(安藤選手)が呼んでくれてハドル組んだりとか。あとは得点が離されてしまう時間帯があると、そこは普段から言われているディフェンスをしっかりやろうと。みんなでディフェンスからもう1本やっていこうという気持ちだけで、どうにかなっているという感じですね。「点を取る」というよりも「点をどれだけ抑えられるか」というのが自分たちの考えです。それが今日はまだうまくいったのかなと思っています。

—それは、点差は気になるけれど、そこまで気にせず、自分たちのことをやるだけということですか?
そうですね。接戦でもどんなに大差でも自分たちがやることは変わらないんで。だったら、自分たちが塚本さんから言われていることをどんどんチャレンジしていこうと思ってやっています。

—なるほど。そうして、始まった後半戦ですが、前半戦を振り返ってみてどうですか?
前半戦は4勝5敗で勝てる試合を落としてしまっていて、後半戦はそういうもったいない勝ちの落とし方はしたくないので…。
(そういった試合に対しては)勝たなきゃいけない試合ということで、違う意味のプレッシャーはありますけど、そこは楽しみながらやっていこうかなと思っています。

—今日は本当に勝ちたかった試合でしたね。
勝ちたかったですね。ホントに、(大学に)入学してから東海大とこんな試合ばっかりなんですよ。一昨年のインカレではブザービーターで勝って、去年のインカレでは逆にブザービーターで負けて。まあ、今年のリーグ戦は2試合とも離されずにはやってきているので、今年また対戦することがあったらチャンスはあるかなと思っています。
東海大も出ているのは、4年生1人でこっちと似たような(若手主体の)メンバー構成なので、そういった意味でも負けたくないです。そうやって今年、来年と対戦が面白くなっていけばいいなと思いますね。

Written by R
試合速報&Design M
Photo K

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