【2012リーグ戦後半戦・13戦目vs大東文化大】~苦しい時間帯に粘りを出し切れず、立て直しを迫られる悔しい9敗目~

by admin on 月曜日, 10月 15th, 2012


第88回関東大学バスケットボールリーグ戦 第13戦目 大東文化大学戦の結果を掲載いたします。


◆試合結果

明治大学 56 (14-11,10-9,17-24,15-22) 66 大東文化大学
◆レポート

【1Q】
明治大 #16安藤、#12中東、#2目、#7森山、#51皆川
大東文化大 #14岸本、#19藤井、#41小山、#8戸ヶ崎、#43鎌田

開始早々、森山の積極的な攻めなどからリードをする明治大。さらに、伊澤がリバウンドなどでチームを支えいい流れかに見えたが、トラベリングなどミスが出始め、大東大を突き放せず。そこに、藤井の3P、岸本のドライブと連続得点を許すと残り1分を切って、11-11の同点に。だが、時間ギリギリに中東が3Pを決め、14-11と明治大リードで1Qを終える。

【2Q】
明治大 #16安藤、#12中東、#2目、#50伊澤、#51皆川
大東文化大 #14岸本、#19藤井、#41小山、#8戸ヶ崎、#24張

2Qは大東大・岸本のドライブ、小山のセカンドショットの連続得点で大東大にリードを許すも、粘りを見せる明治大は皆川のドライブ、目の速攻などで再びリード。両者、なかなかシュートを決めきれずにいたが、最後ボールを奪った明治大・安藤から目に速攻パスが通り得点が決まると前半が終了。この10分間はお互い得点が伸びず、24-20とノースコアのまま、後半へ。

【3Q】
明治大 #16安藤、#12中東、#2目、#7森山、#51皆川
大東文化大 #14岸本、#19藤井、#41小山、#8戸ヶ崎、#43鎌田

得点がなかなか伸びなかった前半と変わり、取り合いとなった後半。大東大・藤井にドライブバスカン、小山にジャンプシュートを決められ、開始1分半で24-24に。ここから、両者譲らない展開。明治大は安藤、中東の得点で大東大の猛追を防ぐも、とにかく大東大・岸本が止められず。3Pやドライブなどで連続得点を許し、残り2分で39-39の同点に。ここで踏ん張りたいところだが、止められない岸本に今度はジャンプシュートを決められ、とうとう大東大が逆転。さらに有村が3Pを決め、盛り上がる大東大。明治大も交替して入った清水がDFでファールを誘いFTでくらいつくも、41-44の大東リードで最終Qへ。

【4Q】
明治大 #16安藤、#12中東、#2目、#7森山、#51皆川
大東文化大 #14岸本、#19藤井、#41小山、#24張、#43鎌田

最後の10分間に掛けるも、明治大は中東がジャンプシュートを決めるまで、開始4分ノーゴール。その間、鎌田のセカンドショットなどでじわじわと引き離される展開に。最後まで諦めずファールゲームを仕掛け、安藤、中東が得点するも、最後は大東大・岸本にFTを確実に決められ、56-66で試合終了。これまで見られた粘りがこの試合の苦しい時間帯で出し切れず。逆に、岸本が倒れながらシュートを決めるなど、攻めきる姿勢を見せた大東大に最後は追いつくことはできなかった。

 


◆BOX

* #2 目 健人 33:27 4得点 5リバウンド 1TO 1ST 1BS
* #7 森山 翔太 21:59 7得点 2リバウンド 2TO
#10 清水隆平 2:03 2得点
* #12 中東泰斗 37:38 14得点 (3P2本含む) 8リバウンド 4TO 1AS 2ST 1BS
* #16 安藤誓哉 40:00 18得点 (3P2本含む) 4リバウンド 1TO 1ST
#24 田中成也 4:09 1TO
#50 伊澤実孝 18:22 7得点 6リバウンド 3TO 1ST 2BS
* #51 皆川徹 32:26 4得点 7リバウンド 2TO 1AS 6BS
#89 土井慧吾 7:31 3リバウンド 1TO
#92 水口雅也 2:25

(*:スターティング・メンバー)

◆試合速報
Twitterで試合速報を行っています。ご覧になりたい方は下記へ。
http://twilog.org/msup2011bb/date-121013
◆Photo Galley:関東大学リーグ戦・第13戦目vs大東文化大戦~【Photo Galley】~
◆次戦の試合情報
・10月14日(日)11:00~vs日本大@和光市総合体育館

 

 

前回の対戦では、大東大キャプテンでありチームの得点源でもある岸本選手などの得点を抑え、さらにリバウンドでも大東大34本に対して、41本と上回り、最後は64-59で明治大が勝ち切っている。
今回は岸本選手に28得点を許し、さらにスタートで出ている4年生・藤井選手、小山選手にも2桁得点、そして鎌田選手には13本というリバウンドを許してしまった。

 

それぞれにそれぞれの役割を許してしまうと、相手のペースとなり、勝つことはなかなか難しい。

 

特に大東大は、なかなか勝ち星がついてこなかった序盤戦を耐え抜き、リーグ8戦目の東海大戦で激闘の末、1点差で勝利するなど中盤以降に勢いをつけているチームだけに、勝利を手にするのはさらに困難を極めることは予想されていたが、最後は粘り切れず敗戦となった。

 

この負け試合が続いている苦しい今。
彼らに再度力を与えてくれるのは「勝利」という結果なのだなと、これまで様々な選手たちと話していて感じている。

 

勝利を掴める要素は、それなりに揃っているはずだと思う。
あと何かが足りなかった。
残りのリーグ戦で、それらを自分たちで掴み、勝利し、喜んでいる姿を見せてほしい、と思う。

 

Written By K
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Photo K

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