【2012関東トーナメント】初戦vs東洋大に90-52で勝利!!~目選手インタビュー~

by admin on 月曜日, 5月 7th, 2012

2012年関東大学トーナメント 初戦 vs東洋大学の結果を掲載いたします。

◆試合結果
明治大学 90 (21-13.25-17.20-11.24-11) 52 東洋大学

◆レポート

【1Q】
試合の立ち上がりは両チームとも落ち着いたプレーを見せ、点の入れあいが続く。
この均衡を破ったのが明治大。
森山、目の連続オフェンスリバウンドでチャンスをつなげると目が3P。さらに森山がシュートブロックを見せるとたまらず東洋大タイムアウト。タイムアウト直後に東洋大・筑波に得点を許すも、森山がすかさずセカンドショットを決め、3年生の活躍で流れは明治大へ。
東洋大のオフェンスを24秒守りきると、皆川のバスカン、安藤のドライブと続き、明治大は21-13とリードして2Qへ。

【2Q】
流れは明治大のままで、中東の3P、安藤のドライブ、さらに森山が3Pを決め、明治大はリードをさらに広げる。東洋大も筑波がこの10分間で12得点と奮起。さらにゾーンDFを仕掛け、明治大オフェンスに揺さぶりをかける。
しかし、そのDFに対してシューター水口が3P、さらに安藤からの合わせプレーも連続できれいに決まり、流れを譲らないまま後半へ。

【3Q】
開始早々、連続でファールを取られてしまう明治大。すぐさまハドルを組み、気合を入れ直す。
最初の5分間はお互い攻めあぐねるが、目の3Pを皮切りに安藤のドライブ、さらに中東のスティールから森山が豪快なダンクシュート、そして、再び目が3Pを決めると東洋大はたまらずタイムアウト。その後、東洋大が仕掛けてきたオールコートDFに対してミスも見られたが、66-41とさらにリードを広げた形で3Qを終える。

【4Q】
最後の10分間。東洋大もなんとかシュートをねじ込んでくるが、明治大は目、西川が3Pを決め、さらに安藤が連続得点で追い上げを許さず。3Q同様、東洋大のオールコートDFにミスを重ねる場面も見られたが目がこの日7本目の3Pを決め、流れを最後まで譲らず。90-52で明治大がベスト8決定戦へと駒を進めた。

 
◆試合速報
twitterで試合速報を行っています。ご覧になりたい方は下記へ。
http://twilog.org/msup2011bb/date-120507

 
 

安藤選手が試合後のインタビューで「後半になってからなんかいつもと違うなって…。点数離れた部分もありますが、なんか今日は明治はいつもの明治じゃないなって。 (それは良い方に?悪い方に?)良いほうにです。(安藤選手)」と語ってくれました。そのいつもと違った雰囲気は、いつも以上に大きな声を出し、いい緊張感を醸し出したアップからも感じられました。

「コミュニケーションが足りない」という声が聞かれた京王電鉄杯。そこからの1週間でできることは少なかったかもしれないけれど、声を出し、コミュニケーションを取ろうとすることはできる。そういった姿勢を終始試合中に見ることができ、京王電鉄杯での悔しい結果が無駄にはなっていないと思いました。

対する東洋大。
交流があり、よく練習試合をする間柄と聞きます。しかし、それだけの関係ではなく思い出すのは去年の1部-2部入替戦。
3戦目までもつれ込んだ最終日の会場には、その日一足先に2部昇格を決めた東洋大。試合の疲れもある中、彼らは1部残留を掛けた明治大の応援席に入り、声援を送ってくれたのです。それに後押しされたことも、きっとのあの日の勝利につながったのではないかと思います。

そういった間柄の2チームが公式戦で戦うのは、複雑な部分もあっただろうし、それ以上に勝つんだ!という気持ちが強くなった部分もあったはずです。

戦いは終わり、次に進む切符を手に入れたのは明治大です。ぜひ東洋大の分も1つでも多く上を目指してほしいと思います。

 
 

◆Interview

~#2 目 健人 選手  (3年/191cm/F)~

この日、7/11という確率で3Pを決めた目選手。得点だけでなく、積極的な飛び込みリバウンドも見せ、その活躍で
流れを呼び込み、存在感を示した。
 
—初戦勝利おめでとうございます。
めっちゃ緊張しました。
—お父さんとの対戦だからですか?(※東洋大の監督は目選手の父親)
はい。親父のチームとの対戦でもあるし、(チームが)上級生が少ない状況でもあるので、本当に緊張していました。そのおかげかいつもより早く寝て、早く起きましたね(笑)ただ、実際試合に入ったら緊張はしませんでした。チームがイイ感じでゲームに入れてたし、そこは良かったんですが…やっぱり親父とは対戦したくなかったですね。
—東洋とは練習試合もたくさんやっていますが、あまり良いイメージがなかったと聞いたのですか。
はい。3月くらいにやったときに負けて、やりにくいなと思っていて。けれど、今日はみんなイイ感じに入れていて、それがすごく良かったと思います。

—今日の試合では、目選手が下級生に声をかけている場面がよく見られましたが、それは意識的にやっていたのですか
最近のミーティングで、チーム内でどんどん話し合っていこうということになって、そこから森山・西川と上級生のうちらに何が出来るかわからないけど、チームを良くするために声出していこう、そこから始めればいいんじゃないかという結論になって、頑張っています。
—今日は3Pが7/11でしたね。
まぐれです(笑)公式戦初めてじゃないですかね。
—それは東洋大との対戦だから、というのもありますか?
むっちゃ気持ち入ってました!東洋大は友達も多いので、やってやろうと!
—どの辺りで、今日はいい感触だと?
3Qの2本連続で入ったときですね!流れがきたぞ!と。
—チームの雰囲気が今日はとても良かったように見えました。次にあたる上位校に対しては、どういう風にこれをつなげていきたいですか
今のチームの雰囲気はとてもいいと思います。塚本さんには、トーナメントはいい、チームが出来上がっているわけじゃないから、今出来ることをしっかりやろうと言われていて、今日はそれがある程度出来たから勝てたと思います。
あとは、細かいところの修正をしっかりすれば、上位校ともイイ勝負が出来るはずです。次勝ったら最終日まで試合があるし、若いチームだから一つでも多くの試合経験を積んでいきたいので、ベスト8決めに集中して全力を出して勝ちたいです。

 
 
◆次戦の試合情報
・5月10日(木)16:20~vs専修大学 @駒沢体育館

 

Written by R&M&K
Interview R&M&K
試合速報 M
Photo R

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