【2011特集・引退記念】~4年生による座談会~プロローグ~

by admin on 日曜日, 2月 5th, 2012

第63回全日本大学選手権大会において、ベスト8の座を掛けた東海大との激闘から、ちょうど3週間後の2012年12月某日。明治大学バスケットボール部を引退した4年生たち(佐藤選手、田村選手、岸本選手、味志選手、宮川選手、熊田選手、残念ながら秋選手は欠席)に集まってもらった。

上級生(3、4年)10人に対して、下級生(1、2年)が18人とその約半数を占める体制に、2011年は「育成の年」と言われた。しかし、彼ら4年生にとっては『自分たちの年』である大学バスケット最後の1年間。出来る限りの結果を出したい、という思いは強かったはずだ。

そんな思いを抱きながら挑んだ今シーズン。
気持ちとは裏腹に、春の関東トーナメントでベスト16敗退、リーグ戦(1部)では10チーム中9位となかなか結果の出せない苦しい試合が続いた。

特に8連敗を経験したリーグ戦では、何度も苦しそうな表情を見せた彼ら。
“もっとやれるはずだ”と周りも彼らも思っていたはずだ。しかし、相手がどうというよりも、チーム全体が嚙み合っていないように見えた。それが影響してか勝ち星を掴めない状況は続き、その光景はまるで『見えない敵』と戦っているようであった。

そういった苦しい状況の中、毎週やってくるリーグ戦。
時には愚痴をこぼし、時には怒りを表し、時には道がわからない、といった表情を見せることもあったが、彼らはチームの先頭に立ち、盛り上げ、そして浮上させようと挑み続けることは決してやめはしなかった。

そして、その頑張りが実を結んだことになったのが、人々の記憶に残る試合となった入替戦やインカレだろう。本当に素晴らしい戦いだった。そして試合が終わった後の清々しい顔を見て、彼らが『見えない敵』に勝ったのだと感じた。

この苦しいシーズンを終え、彼らの大学バスケは終わりを迎えた。
これまでにどんなことがあったのだろうか。そして、今何を思うのか。

聞きたいことがあった。そして、企画した座談会。その内容は2時間半にも及んだ。

 

 

◆ Contents ◆
1.コートを出たら〜素顔の一部〜

普段私たちが見ることのできる姿は、コート上でバスケットをしているところ。では、コートの外に出たら、どういった素顔をもった大学生たちなのでしょうか。その素顔の一部を探るため、自己紹介や他選手からの紹介コメントをはさんでお伝えします。

【紹介順】
◆宮川 光  選手
◆味志 康平 選手
◆熊田 崇人 選手
◆田村 晋  選手
◆岸本 行央 選手
◆佐藤 卓哉 選手

 

2.4年間を振り返る

4年生全員が『引退』を迎えたことは同じ。けれど、それぞれの4年間があったはずです。そこで、各学年ごとにそれぞれが印象に残ったエピソードをテーマにして語り合ってもらいました。

 

3.4年生からのMessage

4年生から後輩や応援してくれた方々へのメッセージを掲載しています。ぜひご覧ください。
◆ベースチームで頑張る後輩たちへ
◆応援してくれた方々へ
◆4年間を振り返って

 

4.Special Contents♪

最後に、座談会の中でも4年生たちに紹介しなかった4年生へのコメントを掲載いたします。それは、明治大の後輩やスタッフのみなさんからだけでなく、佐藤選手、田村選手、岸本選手の高校の同級生である選手たちからもコメントをいただいています。ぜひお読みください。

 
(※写真)多くの時間を過ごした明治大和泉キャンパス内の体育館。リーグ戦で使用される時は、明治大選手の紹介ポスターが掲示されていた。

 

 

企画:MUBT MAGAZINE
Written by K (support R&M)
Interview K&R
Photo R&M&K
Design M

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