【2012新人戦】トーナメントを終えてから新人戦に向けて~安藤選手、中東選手、皆川選手、満山副務インタビュー~

by admin on 月曜日, 6月 11th, 2012

第52回関東大学バスケットボール新人戦(本選)が本日6月11日(月)から6月17日(日)にかけて開催され、明治大バスケットボール部の新人戦チームは初戦を明日6月12日(火)13時に迎えます。

今年の2年生たちは昨年度からチームの主力として試合を重ねてきました。ぜひその経験や「第61回関東大学バスケットボール選手権大会」での悔しい結果をバネにして、この新人戦でいい結果を出し、リーグ戦につなげていってほしいと思います。

それでは、直前となりましたがチームを牽引するキャプテン・安藤選手、チームのエース・中東選手、ゴール下で多くの活躍が期待される皆川選手、チームを裏からサポートする満山副務のトーナメントの振り返りも含む新人戦直前インタビューを掲載いたします。ぜひご覧ください。

 

~#16 安藤 誓哉 選手 (新人戦キャプテン/2年/180cm/G) ~

—まずはトーナメントについて、終わった後に結果についてどう振り返りましたか?
チームの雰囲気がこうだからコートのプレーがこうだ、とかそういうので左右されるのは自分としてはあまり好きじゃないですけど…専修戦は悪すぎました。逆に東洋の時は良すぎたかな、というのがあって。モチベーションという意味では(2試合目の方が)下がってしまって勝ちには行こうとしていたけれど、チームとして気持ちの面でしっかりと準備ができていなかったです。
—個人的にはどうでしたか?
個人的には春はコントロールして、みんなを活かすことを意識していましたが、それがあまりうまくいかなくて。そういった中で、もっとこうした方がいいのかな、という所が見えてきたのでそこを変えてやっていきたいです。
あとは、(ガードとしては)NBAとか見ても、一緒にやっていく上ではコートの他の4人にかける言葉とかもすごく大事だと思いました。センターに「リバウンドを取れよ!」ってただ言うんじゃなくて、自分が取れるなら取って、そこで「リバウンド頑張ろうぜ」と言った方がいいかなって。まあ、いろいろ考えたんですけど…ガードとして全然経験が浅いですが「まだ経験が浅いからいいじゃん。」ではなくて、全てを経験として捉えていかないといけないと思っています。なので、いろんなチームのガードの選手をプレーを見て、いいなと思った所は盗んだりしていきたいです。
—(大学から始めたPGは)やはり難しいですか?
ガードは難しいですね。けど楽しいです。大変だと思ってないし、大変だと思っちゃいけないかな、と。(チームに対して、自分のプレーで)何か欠けていたらいけないと思ったので攻める時は攻めるし、(リバウンドを)取れるところは取っていきたいです。
—2年生たちはこの新人戦をとても楽しみに待っていたと聞きます。どう戦っていきたいですか。
今は春よりは余裕も出てきましたし、それに練習試合も(関東実業団のチームとやらせてもらって)いい感じでできましたし、勝一さん(斉藤AC)にも「チーム変わってきたな」と言われて。うまく噛み合った時はいい動きをするんですよ。あとは塚本さんにも言われていますが、流れが悪くなった時にしっかりDFをする、とかそういうことをしっかりとやればいい試合ができると思っています。
2年生以下にとっては、この新人戦は(トーナメントの)挽回のチャンス。ここでどう結果を残せるか。それがリーグ戦の結果に絶対につながってくると思うので変な試合は絶対にできないし、絶対に負けられない、と言う気持ちで頑張ります。

 

 

~ #12 中東 泰斗 選手 (2年/190cm/SG)~

—トーナメントが終わってから新人戦に向けて練習してきたと思いますが何か変化などはありましたか?
自分の中では、トーナメントからは成長出来たのかなと思っています。
—それはどういう所が?
落ち着いて周りを見てプレー出来るようになりましたし、アシストもですね。
—アシストというのは、今までは自分が決めるという気持ちが強かったということですか?
そうですね。最近は徹(皆川選手)も見えるようになって、パスが出せるようになりました。あとは、自分たちがやらな!という気持ちが強くなって、声とかも出せるようになったし、自分の中ではイイ感じだと思います。
—そういった変化は新人戦が2年生中心だからというわけではなく、長いシーズンを見据えた上でのことですか?
はい。トーナメントの反省点からそういう感じになって、いろいろ話し合いもしています。
—中東選手個人としての成長もあると思いますが、チームとしての変化はありましたか?
3年生とか、新人戦のために練習を一緒にしてくれましたし、(そういうのも含めて)これまでと少し違ってきていて、ちゃんとチームになっているなと感じます。練習とかの雰囲気もいいですし。
—それは練習見ていて凄く感じました。では、中東選手は課題として3Pを挙げていましたが。
最近入りますよ!自分最近調子いいんですよ。だから、あとは高校のときもそうなんですけど、試合前に体調を崩すことが多いのでそこは気を付けたいです。
—新人戦の勝算はありますか?
優勝したいです!優勝したいですけど…って感じです(笑)
俺と誓哉(安藤選手)は変わらないと思うんですけど…いつも通りなので。どれだけ俺らが周りにやらせるかというよりも(自分達と同じくらいの強い気持ちで)どれだけやってくれるか。それと俺と誓哉(安藤選手)は(他のメンバーと比べて)余裕を持ってやれてるので、苦しいときに俺らがどれだけやれるか、そこを頑張りたいと思います。

 

 

~ #51 皆川 徹 選手 (2年/198cm/PF)~

—トーナメントを終えてから新人戦に向けて練習はどうでしたか?
今年もケガで出遅れたりしたんですけど、チームに戻れて、トーナメントも出れました
—新人戦は初めてですよね?。(※昨年度のシーズン前半は手術後のリハビリ期間だったため、公式戦に出場できなかった。)
はい。今はチームも自分自身もいい状態でやれているので、新人戦は本当に好スタートを切れると思っています。(新人戦に向けて)トーナメントが終わってからは1日1日の練習を大切に、と言われていたのでそれを意識してずっとやってきました。自分なりに全力でやってきたので、チームとして1日1日を無駄にならない練習ができたと思ったし、自分たちの力が出せればいい所までいけると思っています。
—チームとしてみると、新人戦関係なくセンター陣を引っ張っていく存在だと思うのですが。
そうですね…。その点は去年ずっとやってきているのでなんとか…なんとかチームの救いになれるような活躍をしたいし土井や伊澤に比べると僕の方が試合経験があるので、自分自身もまだまだだですが、勉強しつつカバーできるようになれたら、と思っています。
あとは新人戦限定ではないですが、声とか練習中になくなったりしちゃう時があるので声は出しあって試合にのぞみたいですね。トーナメントの後からよくチームで話し合いをするようになったんですけどこの前、新人戦の機会なんで新人チームだけで10分ほど話し合って。そういう話し合いは大事だということがわかったので、コートの上だけじゃなくてそういうのをどんどんやって、悪いところもちゃんと言い合って、練習中も試合が終わった後もコミュニケーションが取れるようにしていきたいです。
—リーグ戦が始まると1部の上級生のセンター陣と戦っていかないですよね。そのためには、同年代のセンターに負けていてはいけないと思うのですが。
そうですね…同年代と負けていたらこれから戦う先輩たち(のセンター陣)には勝てないと思いますし、今年1年を戦えないのでそこは頑張りたいと思います。
—新人戦、すごく2年生たちは楽しみにしていた、と聞きましたよ。
いや、ほんと…誓哉(安藤選手)たちとも去年から言ってたんですけど「勝ちたい」って。
なのでこの新人戦、正直言ってしまうと大学入ってから一番掛けている試合です。だから、今年1年を頑張る意味でも優勝を狙いたいですね。僕ら3人(皆川選手、安藤選手、中東選手)は去年から試合に中心的に出させてもらっていて塚本さんも言っていましたが他と比べて経験があると思っています。だから絶対に負けちゃいけない、というプレッシャーは感じていて緊張もしますが、練習でだんだん調子も上がって来ているので1試合1試合楽しんでやれたらと思っています。

 

 

~# 満山 美里 副務 (2年)~

—昨年度は先輩マネージャーがいない状況で入部。1年生にして、1人でマネージャーをこなしてきましたね。そこから、選手たちのために常に頑張っていると思いますが、どういうマネージャーとしてありたいと思ってやっていますか?
去年は毎日必死で…自分で頑張れた部分はあったと思いますが、足りないところがいっぱいあったなって。全部初めての事だったので、今だったら先に何があるのか少しわかるので余裕をもって選手のためにこれをしてあげなきゃ、って思えるんですけど…去年、もっとできたことあったんじゃないかなって最近よく思うんです(苦笑)
今年は、今はマネージャーが3人になったので協力して仕事もできるので、少し余裕も出てきました。(※現在は、満山副務以外に3年生船岡主務、1年生中村マネージャーと頼りになる先輩と頼もしい後輩との3人体制)練習環境をしっかり整えたり、選手のために、チームとして勝つために、というのは大前提ですが…私は入部する時に「このチームと一緒に戦いたいな」って思いました。だから、事務的な事とか水組みなどの仕事をしっかりこなすのは当たり前ですが、もっと選手が悩んでる時に頼ってもらえるようなマネージャーになりたいと思っています。
他にも、スカウティングのDVDとか作って渡すだけじゃなくて、それを利用してもらうためにはどう準備してどう渡すのが選手たちにとっていいのか、などいろいろ考えて工夫するのもマネージャーの仕事だと思っているので、自分なりに少しでもチームのためになるように頑張りたいです。
—そういう思いを持って迎える新人戦。サポートする側としてどう選手に頑張ってほしいと思いますか?
選手には、1戦1戦全力で楽しんでプレーしてほしいなと思っています。あと今はトップ、ベース関係なく2年生が全員一緒に練習出来ているのがとっても楽しいです。なので、新人戦は(2年生の)ベースの選手にも頑張ってほしいし、1年生も一緒になってみんなで頑張ってほしいなと思っています。
—最後に自分はどう頑張りたいか教えてください。
自分自身にとっても、最後の新人戦なので選手たちと一緒に楽しみたいです。それと、新人戦はもしかしたらいろいろな仕事をさせてもらえるかもしれないので、選手たちに迷惑がかからないようにしたいですし、選手たちと一緒にベンチに入れる貴重な機会なのでちゃんと自分を仕事をこなしたいと思います。

Written by K&R
Interview K&R
デザイン M

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