【2013・引退企画】4年生座談会~仲間と出会えた4年間を糧に~(1)自己紹介・他己紹介(前編)

by admin on 月曜日, 3月 31st, 2014


 

~遠く離れても 「仲間」としていてほしい 
と願いを込めた 「座談会」~

 
2014年1月某日。
大学バスケを引退した4年生たちに集まってもらった。残念ながらタイミングが合わず、船岡主務、野々村選手の参加は叶わなかったがそれでも8名の選手で行うことができた「座談会」。

下級生の時はベンチや応援席にいることしかできず、彼らが徐々に日の目を浴びたのは上級生になってから。自信を持って、チームを引っ張れるようになったのは4年のリーグ戦からだろう。決して強くはない。弱音や愚痴もいっぱい聞いていた。それでもその経験を力に変えた彼らは「インカレ準優勝」という結果を私たちに見せてくれた。

感謝の意味も込め、彼らの最後にいい思い出を、と開催したがこの会を実施しながらそれは間違いだと気付いた。とにかく彼らには部活の仲間を超えた「絆」や「つながり」を感じた。そうだ、「最後」ではない。まだまだこの「つながり」は続いていくのだ。

これからの長い人生において遠く離れたとしても仲間でいてほしいと願わずにはいられない座談会となった。
 
 

***Contents***
◆自己紹介・他己紹介
◆後輩アンケートによるランキング発表!
◆最後に~message~
 
 
 

◆自己紹介・他己紹介(前編)
—まずは自己紹介編から。森山選手を一番最後にした方がいいと思いますのでまずは…目選手から。
(全体)おおー!!
(森山)ひゅー!!
(目)(全員が目選手を見ていたので照れ笑い)
(田中)なにこれ、集団面接!?
(全員)(笑)

 
 
 
No2. 健人 編

*得意なプレー:スリーポイント

—これは自他ともに認めてるということでしょうか。
(森山)いや、認めてはいないですけどね。
(全員)(笑)
(森山)まあ、うまいよね。
—得意としてきたのはいつごろからですか。
(目)中学校からです。
(森山)おっ、もしかしてあの「上尾太平中」ですか。あの。
(目)何、あのって(笑)
—目選手がドライブがすごい、という先輩たちのコメントを聞いたことも。
(目)いや、ないですよ。
(森山)なんか、変なシュートうまいよな。(手や足をクネクネさせながら)こういうやつね(笑)
(全員)(笑)
 
 
*他己紹介(森山選手より):「3Pはもちろんだが、ダブルクラッチとか小技もうまい。とにかく滑舌が悪い。かなりの気分屋だと私は思っています。」

—これについてはみなさんの意見は?
(森山)結構、気分屋じゃん?いじって喜んで返してくる時もあるのに、めっちゃ怒ってる時もあるし。割と気分屋かな~と私は思ったんですが…どうなの自分の中では。
(目)俺の中では…そう思ってない(笑)
(全員)(笑)
—清水選手とよく2人で映画とか見に行っていたんですよね。
(森山)わぁ、それ言っていいやつ!!(笑)
(全員)(笑)
(目)オフの日、みんな予定あるんですよ。予定ないのが俺ら2人だけで。
(清水)…友達いいひんから、僕。
(全員)(笑)
(森山)友達いない組?
(目)そう、いない組。
(松本)でも、時々(清水は)忙しいぶるから。
(森山)まあ、たまには断らないと「暇人」だと思われるから、調整してんじゃない?
(全員)(笑)
(松本)「全部断って、仕方なく行くわ」とか(笑)
(森山)お前そんなこと言ってるの?
(清水)ええ…たまに(笑)
(全員)(笑)
(森山)お前かっこつけすぎだろ、それは。
 
 
*後輩とのエピソード:「土井、三井、伊澤、平佐田:みんな生意気」

(森山)いや、生意気じゃない奴もいると思いますけど、こいつがなめられてるだけだと思います(笑)そういう意味では後輩からは近づきやすい先輩なんじゃないですかね
(目)
それは否めない。
(※写真:みんな生意気と言いつつも、目選手の回りにはいつもこの下級生たちがいました)
—イラっとすることはないのですか。
(森山)あるでしょ?
(目)いや、普段はないですね。
(川内)練習中は結構あったよな。
(森山)ほら、「まじむーみん」(※)って言ってたじゃん。(※目選手が「まじ無意味」と言った言葉がそう聞こえたそうです)
(全員)(笑)
(目)(笑) 普段は思わないですけど、練習中とかは。
(森山)あと、声が優しいですね。それと目はあだ名がたくさんあるんですよ。
—例えば?
(森山)「おじさん」とか。
—おじさん?(笑)
(森山)知花さん(昨年度のACコーチ)とかも「おーじ」って呼んでいて、それってプリンスの方なのかという話もでたんですけど、それは違っていて「おじさん」の「おーじ」で。ヒゲがすごすぎて「ドロボウ」って呼ばれてたことも。
(※写真:カエルを指で作る森山選手の隣で笑う目選手)
(全員)(笑)
—そのあだ名は誰発信なんですか?
(森山)20個くらいあって、18個くらいは僕がつけたと思います(笑)その時は結構流行るよね。
(田中)「カエルさん」とかもあったしね(笑)
(森山)あった(笑) ある日、急にすごい目で来て。指でカエル作ったりするじゃないですか。あれにすごいソックリで(笑)あとは言えないあだ名ばっかりなんですけどね。
(全員)(笑)

 
 
  
 
 
 
No3. 松本太 編

*得意なプレー:ゴール下のノーマークシュート

(全員)(笑)
(森山)みんな得意でしょ、それは。
(松本)めっちゃ得意。
(森山)一番苦手じゃん。
(松本)それはレイアップ(笑)
(全員)(笑)
(松本)スリーラインの時のレイアップとか。
(森山)あれ、絶対に外すよね(笑)しかもさ、(連続何本とか決めなきゃいけない時に)ハマってもお前は体力あるからいいけどさ、他の人が死にそうな顔で走っている、っていうね。
(松本)集中して打っているのに、全然入らない。昔は得意だったんですけど、中学校までは。
(全員)(笑)
—高校生の時は?
(松本)まあ、高校もよかったんですけど…段々と(笑)
—そのあたりは(同じ福大大濠出身の)川内選手から見てどうですか?
(写真:左から川内選手、田中選手、松本選手)
(川内)いや…こんな感じですよ。
(全員)(笑)
 
 
*他己紹介(目選手より):「3Pがうまく、1対1の小技も上手。いつもくだらないギャグを言っている」

(松本)くだりますよ(笑)
(全員)(くだりますよの返しに笑)
(森山)まず、この返しがくだらないですけどね。
—確かに、後輩のみなさんのアンケートにも同じようなことが書いてありましたね。
(森山)松本さんのギャグについて?
—はい。
(松本)いや、そういうのを言わなきゃいけない雰囲気なんですよ。
(全員)(笑)
(森山)いや、そんなことはない(笑)
(松本)求められてるから、仕方なくです。あと…いいのが浮かんじゃうんですよね。
(全員)(笑)
(古本)全部いいと思ってるんだ(笑)
(松本)結構、成也(田中選手)とかはめっちゃ笑ってますよ。
(田中)…俺もそういうの思いつくんで。
(森山)成也が思いついたことを松本さんが言ってくれるのが多い、と?
(田中)そうですね。あんまり言わないですが、ちょくちょく健人(目選手)とかには言っていて。そういうのは結構共感できます。
—共感(笑) うまいな、とかですかね(笑)
(森山)いや、全然うまくないですよ(笑) まあ、たまにすごい時ありますけど、8割は誰でも思いつくようなことばっかりですから。
 
 
  
 
 
 
No24. 成也 編

*得意なプレー:「ディフェンス?」

—…「?」がついていますね。
(森山)いや、うまい。清水が「フィジカルでは誰にも負けたことがない」と言っていたんですけど、成也にはどうもかなわないらしいです(笑)
(松本)言ってた、それ(笑)
—確かにフィジカル強いですよね。
(古本)最強ですよ。
(森山)見てくださいよ、あの腕を。これ、写真お願いします(笑)
(全員)(笑)
—夏の練習は調子よかったと聞いています。
(田中)そうですね、夏の間は。
(森山)いや、夏から通してずっといいでしょ。
(田中)やっぱり、アメリカ行ったのが一番デカかったです。
—4年生で印象に残っているエピソードで「バスケットに対する気持ちが変わった」と書いてありますが。
(※田中選手は安藤選手とともに2013年夏に2週間ほど渡米している)
(田中)プロ選手になるつもりはなかったんですけど、アメリカ行ってみて同年代というかその場にいる人たちが頑張っていて、(バスケで)稼ごうとしているのを見てこういう道もいいんじゃないかなって。アメリカの人たちは日本で全然レベルが違うことをやっていて、それを見て日本ですごい選手を見てもすごいとかあまり感じなくなって。
(※)ここで森山選手がレコーダーの位置を調整
—どうしたんですか?
(森山)俺の声が一番聞こえるようにと思って。
(全員)(笑)
—大丈夫です、一番入っていると思いますよ(笑)
(森山)(笑) いやーでも本当にすごいと思いますよ。
(古本)だって、2、3年の時はベースだったからね。(※明治大ではBチームをベースチームと呼ぶ)
(田中)いや、4年の夏まではベースだったから(笑)
(全員)(笑)
(松本)俺らは知ってたよね。
(古本)うん、俺らは知ってた。田中成也は全然通用するって。
(森山)UNDERDOGとやった時に落合さんが「誰だよあの24番!」って言ってましたからね。
(田中)都民大会で?
(森山)うん。「あっ、田中です。」って俺が小さい声で答えておいたけど。
—(笑)それでは、話を元に戻しますが、いいタイミングで高いレベルの世界が見れてよかったですね。
(田中)そうですね。
(古本)いや、もっと最初からチャンスがあったら最強の選手だったと思うんですけどね。
(森山)1年でアメリカに行ってたら最強だったかもな。
(全員)(笑)
—当初、卒業後はバスケではないアメリカ留学を希望していましたが。
(田中)なんていうんですかね。(留学を)したい、という願望だけ持っていて具体的にどうこうする、というのがなかったから、夏にバスケでアメリカに行った時にこういう道もいいんじゃないかなと思います。
(古本)かっこいいな…。
(田中)まあ、今でも(留学は)願望はあります。後々ですね。
(古本)「がんばれ、田中成也!!」って感じですかね。
(※写真:ベースチームでともに練習に励んだ古本選手(左)。田中選手のファンを公言する場面も(笑))
(森山)俺ら、横断幕作る!?(笑)広島に。
(全員)(笑)
(古本)高校の時に試合したんですよ、静岡と新潟で。その時、新潟国体で新潟の選手全員の横断幕が貼ってあったんですよ。
(森山)あれか!
(古本)「頑張れ、4番田中成也」みたいな。
(田中)地元開催なので、作ってくれたんです。
(森山)負けた後も残ってある、みたいな。
(全員)(笑)
(古本)だから、(作るとしたら)「頑張れ、田中成也」ですかね。
 
 
*他大学で仲が良い選手:白鷗大:マンタス選手「同じヨーロッパの血が流れていて、仲良くしてくれたから」
(※田中選手はお父さんがドイツ人、マンタス選手はリトアニア人)

(田中)自分はあんまり他大学の選手とあまり仲良くしないんですけど…シャイなんで。
(全員)(笑)
—自分の性格も「人見知りでシャイ」と書いてありますね。
(田中)はい。だから(他の大学の選手と飲む)飲み会とかも得意じゃなくて。でも行ってみたら、マンタスがすごく仲良くしてくれて…めっちゃ嬉しかったです(笑)マンタスというよりも白鴎大のみんなですね。
(森山)柳川とかもめっちゃ仲いいですよ。
—(座談会開始前に1週間に1回は会っていると白濱選手を大好きアピールをされたことを受けて)あれ、白濱選手は?(笑)
(森山)白濱はあげないっす(笑)
(全員)(笑)
 
 
*他己紹介(松本選手より):「脚力が凄すぎて、バイクトレーニングで酒井さん(前S&Cコーチ)から競輪選手並みだ!と言われていました。とにかく肉体がすばらしい。」

(森山)すげぇよな。
(古本)すごい。
(森山)400mとかやってもすごいよね。
(古本)陸トレ(※陸上トレーニング)とかやっても足が速すぎて。強すぎて。すごいんですよ。
(森山)普通後半になったら足の回転とか疲れて落ちてくるじゃないですか。後半もそのまんまなんですよ。
(川内)漫画みたいだよな。
(森山)「キュィィィィィン」みたいな音して、成也の走り去った後は砂埃すごい、みたいな。
(全員)(笑)
(松本)たまにしか本気出さないけどね(笑)
(森山)そうだけど、出したら最強だよね。
—持久力もあるということですか?
(田中)いや、ないです。
(森山)あるんですけど…出さないです。やれって言われればできるんじゃない?
(古本)僕ら「3・1・3」というランニングメニューがあるんですけど、それもたぶん記録持っているぐらいの速さなんですよ。
(写真:みんなの話に終始笑っていた田中選手(右))
(田中)それはないだろ(笑)
(古本)だいたい、チームの設定が「85~90秒」ぐらいでも(成也は)74か75秒くらいですからね。
(森山)1個スイッチを「ピッ」って入れたら最強です、もう。
(田中)そのスイッチ1回使っちゃうと、もう次がなくなるんで。
(全員)(笑)
(森山)次のは世界一遅いですよ(笑)2本あって、1本目で使ったら2本目は歩きより遅いんじゃないかって(笑)
(全員)(笑)
(田中)だから、そのスイッチは使わないですよ。それ使っちゃうとその日何もできなくなっちゃうので。
(森山)でも、そのリミッターが外せるぐらい走れるってすごいよね。
(古本)確かに、とんでもないパワーだ(笑)
 
 
  
 
 
 
No0. 川内太郎 編

*得意なプレー:「ランニングプレー」

(森山)あぁ、これは厄介!
—-厄介とは?
(森山)練習中にマッチアップするとすごい走るし、ガードとタイミングを合わせて、裏にポンって走るプレーとかうまいですよ。だから、途中から「ボールはもらわしていい」という作戦に俺は変更しました(笑)(リングの)遠くでもらわせればいいんですけど、近くでもらうのがすごいうまいんですよ。空いてる場所見つけてさっと動くとか。サッカー見すぎだな。(※川内選手はサッカー好き)
(全員)(笑)
(森山)ほんと速いよな。
(目)むっちゃ速い。その前のステップが×○△××・・。
(森山)「その前のステップがウザイ」って目さんが言っています。何言ってるかわからないから、お前の前にレコーダー置くわ。
(全員)(笑)
(森山)どういうこと?小刻みなハーキーみたいなやつでしょ。
(目)そうそう。
(森山)確かにあれはね。
—塚本HCに川内選手についてお話を伺った所、「人がやらないようなプレーをやる」という点を評価していましたが。
(森山)(※塚本HCのモノマネをしながら)「慎太郎みたいなやつがいるから練習になるんや~」って。
(川内)いや、こいつらみんな能力がある奴ばっかりなので。同じ事していても使われないな、と思って違う面白いことをしてやろうと考えていつもやっていますね。
(写真:「人がやらないようなプレーをやる」という点を評価をされていた川内選手(右)の存在はチームにとって掛け替えのないものでした)
(森山)ふぅーー!
(全員)(笑)
—後輩からも「練習とかで人と違ったことを考えてちゃんとやっている」という意見もありましたから。
(森山)すぐ逆とかに行っちゃうんですよね。
(川内)(笑)
(森山)そっち行かせないディフェンス練習やっているのにそっち行っちゃうから「やんないで」って言うしかなくて(笑)
(川内)森山とマッチアップしていることが多かったので、いつも「動かないで。動かないで。」って言われましたね。
(全員)(笑)
 
 
*他己紹介(田中選手より):「頭が良いプレーをする。人の裏をかくのがうまい。」

(森山)おぉー。
(田中)ほんと、その通りです。絶対に来るな、とわかっているのに気を抜くとひゅっとすぐに裏に行っちゃうんですよ。それで、気づいたらレイアップを決められていて。
(森山)で、(塚本HCの物マネしながら)「ないやろ」って。
(全員)(笑)
 
 
*他大学で仲が良い選手:福大大濠の同期

(川内)そうですね。僕はあまりバスケを知らないので他大学の選手は仲良くないのですが大濠の同期とは会場で会ったらよく話しますね。そういえば、国士舘と試合をした時に永野(※)がいたのでハイタッチしたらそこから1本もシュート入らなくなって。
(全員)(笑)
(川内)その後、すぐに交替させられましたね(笑)
(森山)やっぱ、永野さんはもってるんだな。
 
 
*後輩とのエピソード:小山、佐藤「桜上水でよく飲んだ。清水や美貴(中村マネージャー・2年)も入れて4、5人で。」
(※写真:誰の話でもそのトークの中心には森山選手が(笑)本当にいろいろと盛り上げてくれました!)
(森山)それなんか聞いたことある。
(川内)月1か2ヶ月に1回くらいは。
(古本)桜上水組、仲良いよね。
(森山)まあ、小山と佐藤については桜上水に住んでいないから何でもないんだけどね。
(全員)(笑)
(川内)清水を呼ぶと結構払ってくれるんですよ。
(全員)おぉー。
(川内)かっこいんですよ。前に追加で頼んだら結構値段が上がったんですよ。そしたら、清水が「ここは俺やろ」っていって。

続きはこちら→(2)自己紹介・他己紹介(後編)

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