【2012リーグ戦前半戦・vs東海大】前半リードして終えるも、最後に引き離され惜しくも敗戦 しかし、今後の成長を感じる場面も~

by admin on 日曜日, 9月 2nd, 2012

第88回関東大学バスケットボールリーグ戦 初戦 東海大学戦の結果を掲載いたします。


◆試合結果

明治大学 42(14-11.11-9.7-14.10-16)50 東海大学

◆レポート

【1Q】
開始早々、安藤がFT、3Pと連続でシュートを決め、明治大が先制。東海大もベンドラメの速攻、3Pなどで対抗するがすぐさま明治大が目の3P、皆川のジャンプシュートなどでリードを奪い返し、さらに森山が連続得点。オフェンスリバウンドなどを東海大に許し、流れをつかめず一気に点差をつけることはできなかったが、14-11とリードして1Qを終える。

【2Q】
立ち上がりは両チームともミスが目立ち、なかなか得点が延びず。しかし明治大の得点が3分半止まる中、東海大がセカンドショット、速攻で得点を重ね、14-15とリードを許す。ここから明治大は中東のジャンプシュート、中東と皆川の合わせが決まると、伊澤、森山の連続オフェンスリバウンドなどでつなげたボールを中東が3Pを決めるいい流れ。
しかし、すぐさま東海大・狩野が3Pと流れを切るプレーを見せつけ、再び両者の得点が止まる。残り18秒となり、和田がFTを確実に決め、得点が動くと前から当たる東海大DF。対する明治大は落ち着いてボールを運び、最後は安藤がスクープショットを決め、25-20で前半を終える。

【3Q】
後半は東海大・晴山の3Pからスタート。さらにベンドラメに鮮やかなドライブを決められてしまうが東海大もミスがあり、波に乗れず。しかし、ここでバランスキーにゴール下でシュートをねじ込まれるなど力強いプレーを見せつけられる。29-29の同点になると東海大は途中ゾーンDFも仕掛けてくるが、明治大DFも負けじと寄りの速いDFで対抗。
さらに皆川が連続ブロックショットを見せるが先に得点したのは東海大。最後、目が3Pを決めるも東海大・橋本に連続得点を許し、34-32。明治大はこの10分間で7得点で終えた。

【4Q】
すぐさま逆転を狙いたい明治大だが、東海大・バランスキー、橋本などに得点を許す間、得点が止まってしまい、32-40。明治大は少し慌てる様子も見せたが、ここから踏ん張りを見せ、目の3P、安藤のジャンプシュートで37-40の3点差に迫るとたまらず東海大タイムアウト。その後、明治大はアウトサイドを中心に攻めるが、対する東海大は積極的に攻め込みFTを何度も獲得。その間、じわじわと点が離され、さらに大事な場面でミスが出てしまう明治大。
最後、目が3Pを決めるも再び東海大・和田にFTを与えてしまい、そのまま試合終了。終始ロースコアな展開となったこの試合、42-50ともう少しで掴めた勝利を惜しくも逃してしまう結果となった。

 


◆BOX

* #2 目 健人 34:59 16得点 (3P4本含む) 3リバウンド 3TO
* #7 森山 翔太 27:04 5得点 4リバウンド 3TO 1AS
#10 清水隆平 0:37
* #12 中東泰斗 33:33 5得点 (3P1本含む) 4リバウンド 5TO 4AS
* #16 安藤誓哉 39:23 12得点 (3P1本含む) 3リバウンド 4TO 1AS 1ST
#22 西川貴之 9:33 5リバウンド 1TO
#24 田中成也 3:24
#50 伊澤実孝 2:02 1リバウンド
* #51 皆川徹 35:46 4得点 5リバウンド 1TO 3BS
#89 土井慧吾 11:02 1リバウンド 1TO 2BS
#92 水口雅也 2:37

(*:スターティング・メンバー)

◆Photo Galley:関東大学リーグ戦・初戦vs東海大戦~【Photo Galley】~

◆次戦の試合情報

・9月2日(日)17:40~ vs 青山学院大@日本体育大学世田谷キャンパス

 

 

とうとう第88回関東大学バスケットボールリーグ戦が開幕しました。
明治大は1部リーグで、9月1日(土)から10月28日(日)の約2ヶ月という長い期間を戦い抜きます。
(※)1部リーグは青学大、東海大、拓殖大、大東大、筑波大、早稲田大、日本大、専修大、日体大、そして明治大の10校)

昨年度を1部9位で終えた明治大。そのため、1週目を東海大(昨年1部2位)、青学大(昨年1部優勝)と優勝候補の2校といきなり対戦します。

そして、迎えた初戦vs東海大。

東海大は、エース・田中選手の不在など準優勝した第61回関東大学バスケットボール選手権大会(通称:関東トーナメント)とはコートに立っているメンバーが少し違ったが、多くの選手を交代でコートに送り出し、層の厚さが感じられました。特に晴山選手、梅林選手、バランスキー選手、橋本選手などの高身長プレーヤーが豊富でほぼ1人で対抗した皆川選手に多くの負担がかかった試合でもありました。

対する明治大。
ほぼ休みがなく過ごした8月。厳しい練習、そして北海道、金沢合宿を乗り越え、リーグ戦を迎えました。得点は伸び悩み、最後は自分たちのミスから勝利を逃しましたが、前半は大崩れせず、さらに試合途中にディフェンスでリズムを作る場面も多く見られました。

リーグ戦は2か月間という長丁場。勝利することも必要ですが、その後のインカレで勝利を掴むためにはこのリーグ戦でどれだけ成長できるかが大きな鍵となります。

それは、どれだけ「のびしろ」があるコンディションでこのリーグ戦を迎えられるか、にかかっています。

惜しくも負けてしまった試合ですが、彼らの1プレー1プレーから「のびしろ」を感じ、頼もしく思えました。しかし、まだ初戦を終えただけ。2戦目、3戦目とそれを着実に重ねて成長していかなければ、最後結果は残せません。

ぜひ、彼らの成長を信じ、応援していきましょう!!

 

Written by K

試合速報 M&R

Photo K

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