【2015リーグ】5戦目vs専修大~自分たちの良さを出せずに終わった苦しい試合で3敗目~PhotoGalley~#50伊澤選手、#55吉本選手、他全7名コメント掲載

by admin on 日曜日, 9月 20th, 2015

「第91回関東大学バスケットボール リーグ戦」
5戦目vs専修大学

◆試合結果
●明治大(2勝3敗)65(9-21.16-21.18-17.22-14)73 専修大(4勝1敗)○

◆レポート

明治大…#5曾田・#2齋藤・#55吉本・#22宮本・#50伊澤
専修大…#11秋山・#7國分・#24田代・#6渡辺・#32野口

4戦目で筑波大を撃破し、ここまで3勝1敗と勝ち星が先行している専修大との対戦。20150919_all最初の5分間こそ#50伊澤実孝(4年)の4連続得点などで8-11と食らい付くも、早めの交代劇が裏目に出てしまい、専修大#6渡辺、#24田代に3Pを決められ、1Qは9-21。前週の国士舘大戦と同様に、またしても大きなビハインドを背負うことに。
2Qの先手を取ったのは、専修大。#24田代がドライブ、3Pと連続得点を決め、リードを広げる。だが、ここで#5會田圭佑(3年)が速攻をねじ込むと、流れは明治大へ。#22宮本滉希(2年)、#55吉本健人(4年)、#32吉川治耀(2年)らの得点により、19-26と一時点差を縮めた。しかし、これ以上が詰まらずさらに開くばかり。前半を25-42で終えた。
後半に入り、じわじわと逆転を狙いたい所だが、思うような展開に持ち込めず。途中から流れを変える交代もなく、コート内の攻めや守りも単調になってしまう。逆転できるような雰囲気を出せないまま、専修大にはイージーシュートなどを決められ、時間は流れていった。最後は終始10点差を守られ、65-73。明治大は自分達の良さを出せないままの敗戦となった。
(写真:)

 
 
~自分達の良さを出せずに終わった5戦目 ここからの苦しさが本当の意味でのリーグ戦~

ここまで3勝1敗と勝ち越している専修大との対戦。昨年度は10位で終え、2部との入替戦に進出したチームは明らかに何かが違った。元々、身体能力がすばらしい選手が多く在籍し、それぞれが1対1を狙うという個人攻撃スタイルであったが、今季に入りチーム内で連携した攻撃を数多くみせ、リーグ中もしっかりと少しずつ成長している。
その勢いにのっているチームに対し、5試合目ということもあり疲れとリーグ戦に対する緊張感が少し落ちてきていたのかもしれない。これまで苦境に立ったとしてもディフェンスやリバウンドから粘りを見せ、試合中に立て直すことができたが、この試合ではそれが出来なかった。

ある意味、リーグ戦の醍醐味はここからだ。勝利や成長を掴むために、自分たちの課題と日々向き合わなければならない。その苦しみこそが、リーグ戦の醍醐味だ。
明治大は、これまでも何となく勝ってきたことはなかった。しっかりとした実力をつけた時に勝利を掴んできたチームだ。今苦しんでいる、ということはやっとリーグ戦のスタートライン。いきなりうまく出来る事はない。今自分達が出来る事を精一杯やりながら、1つ1つ作り上げていってほしい。
 
 
◆コメント
◆#50伊澤実孝(4年・193cm・PF)
試合の入りはまだ気を遣って出来たと思いますが、1Qの中盤から結構の相手の1対1や、リバウンドを取られてからのイージーシュート、というのが多くて。その1Qでつけられた点差を残りの3Qずっと縮まらずに、今日は完全に押し切られて負けました。
相手に勢いがあるというのはわかっていましたが、それに受け身になってしまったというか、ディフェンスが1歩下がっていて、1対1を気にしすぎて外で打たれたりしていて受け身になっていた部分がありました。ディフェンスが出来ない分、相手が気持ちよくプレーしているのに、みんながオフェンスで対抗しようとして、空回りしました。
(明日の試合に向けて)ディフェンスでもっとプレッシャーを掛けていきたい。青学は掛けてくるチームなので、相手がそうならこちらも掛け返さないと勝負にならない。デイフェンスでもう1歩前に出るのと、またリバウンドをチームみんなで拾っていってチームで勝っていきたいです。
 
 
◆#1税所啓(4年・主将・175cm・PG)
先週もその後、雰囲気的にも落ちていましたが、気持ちを切り替えようと選手ミーティングもして、次の日の国士舘戦は相手のホームコートでしたが、勝つことができました。週の終わりとしては勝って終われたことが大きくて、本当は2連勝という形で終われるのがベストですが負けてしまったのは仕方ないです。負けた理由というのはいっぱりありましたが、負けてその反省というのはまた来週の練習につなげていって、明日に向けてはまた切り替えて青学大にしっかり勝つことが大事だと思います。
 
 
◆#5會田圭佑(3年・181cm・PG)
(今日の試合について)リバウンドが一番の鍵で、渡辺(専修大#6)にリバウンドを取られてからそのままドライブや速攻をされてしまうことが多かったので、そこが負けた要因かなと思います。僕としては、オフェンスでは伊澤さんの所では勝っていると思うのでそこから仕掛けようと思っていて、ディフェンスをしっかりとやって、後はリバウンドに集中したいと思って試合をしていました。
(途中に掴みかけたいい流れをつなげられなかったのは)相手がドライブをしてきた時のローテーションとかカバーダウンが出来なくて全部ゴール下で打たれたりしていたので、トップから簡単に縦に抜かれた、というのが多かったです。後半は特にそれが多かったと思いました。あと集中力も少しなかったですね。
青学大戦については、ディナイディフェンスを厳しくやってくるので、それに負けないように強くやりたいです。
 
 
◆#32吉川治耀(2年・178cm・SG)
(今日の試合について)伊澤さんと宮本が頑張ってくれてたので、こぼれてきたルーズボールを取りたかったです。そこで、自分たちがリバウンドの時とか中に入っていってしまって、弾いたボールを外で取られてセカンドボールからやられたのでそこがダメだったと思います。もったいなかったです。それと、ディフェンスではキャッチアップが遅かった、渡辺(専修大#6)に縦から抜かれたので、もっと早くキャッチアップすればよかったです。
マークマンが決まっていても、近くにいる人がもっと早く止めるべきだった。それで1Qは勢いを持っていかれてしまったので、そこの部分と…あと1Qはみんな攻め気がなかっなとベンチから見て思っていて、途中から出たので少し攻めるプレーをやらなきゃな、と考えて出て行きました。伊澤さんに任せっきりじゃなくて、伊澤さんにも限界はあると思うから、もっと周りでドライブ増やして、それで吉本さんが空いたらパスする、というパターンももっと増やしたほうがいいと思いました。明日も絶対リバウンドが大事になってくるので、そこを任せっきりにしないで自分たちも頑張りたいです。
 
 
◆#2齋藤拓実(2年・170cm・PG)
今日は、まずは入りが悪かったです。それは、リバウンドやルーズボールだったり、あと1対1をやってくるのをわかっていたけれど、それを1人で守れていなくて、ヘルプに行ったとしてもカバーダウンとかローテーションまでしっかり出来ていなかったから、振り返ってみると専修大の得点はほとんどイージーシュートだったり、ゴール下のシュートやレイアップというのが多かったと思います。
外の3Pに対しては、田代さん(専修大#6)に最初3本くらいやられてしまったことは徐々にアジャストすればよかったですが、イージーシュートの所は一番確率が高いのでそこでやられてしまったのはデカいなと思いました。
途中追い上げられたのは、こちらがシュートを外した後に相手に走られたけどイージーシュートを落としてくれて、そのリバウンドをしっかり取れた時は逆にこっちが走れて追い上げられました。というのはありましたが、点差をちょっと詰めた時に伊澤さんにボールを入れてからもう少しパスの展開があれば変わったかもしれないし、伊澤さんに出してそこで任せっきりにもなってしまいました。それで、点差を詰めたい所で詰め切れなかった。そういう時にまたターンオーバーをしてしまったのもありますが。審判へのアジャストもまだまだ出来ていないと思います。切り替えて明日頑張りたいです。
 
 
◆#22宮本滉希(2年・194cm・PF)
勝ちたかったです。やっぱり、出だしの重要なところでみんなのミスが続いて、田代さん(専修大#24・4年)に良いようにドライブなどをやられて。(ディフェンスの)2線目のカバーはギリギリに出れて、それで3線目のカバーが遅れてそこの合わせのプレーでやられることが多かったです。なので、2線目、3線目のディフェンスをもっとこれから意識してやっていきたいです。変に意識しすぎて、自分もありましたが、変に出ちゃってヘルプに行って自分のマークマンに簡単にパスを入れられてシュートを決められてしまったりしたので、もっとディフェンスを慎重にやらなきゃいけないです。明日は青学大。自分としては結構相性が良いほうなので、なんとか頑張りたいです。
 
 
◆#55吉本健人(4年・185cm・SF)
(試合を終えて)専修大のリバウンドを抑えよう、と選手同士で確認しました。でも、出だしからリバウンドを取られて崩れてしまい、リードが広がって常に追いかける苦しい展開になりました。今日はたぶんみんなリーグ戦の疲れも出てきて。専修はシンプルでした。リバウンドに絡んで思いっきり走って。それに今の専修大はこれまで積み上げてきたものがあって、2年間ずっと入替戦に行っていて苦しんできた分、なかなか崩れない。そういうところで負けました。
(後半、苦しい場面でチームとして良い所がなかなか出せなかったことについて)パスも悪かったし、ディフェンスでも…引いたりしてはなかったと思うんですけど、とにかくリバウンド。守ってもリバウンドを取られて、みたいな…そこで負けてしまった、というのが1番大きいと思います。
(少し身体のキレが重く見えた点について)そうですね、みんな重い感じでしたよね、ずっと。4Qずっと。そういう時に切り替える選手交代とかがないんですが…4年生の踏ん張りどころですよね。
(5試合を終えて)最初はまだ余裕あったからこういう展開でも勝てたけど、これから考え方をしっかりしないと体が動いていかなくなるから、無駄省いてやってかないと。けっこうきついっすよね。今週の試合は踏ん張りどころだったんですけど、練習が今週ダメだったんで…先週もあんまり良くなかったですけど。そういうところはダメですね。
でも、今のままで今日も勝って明日も勝ったらみんなが気抜いてしまったと思います。まだ、うちに連勝できる力はないです。でも、先週は負けても日曜日に勝ったのでそこはよかったですし、これからのリーグ戦で頑張って、それで最後勝って1部に残ればいいし。そのほうが成長できるはずです。
 
 

20150919_yoshimoto#55吉本健人(4年)
 
 
20150919_yoshimoto2#55吉本健人(4年)
 
 

20150919_yoshikawa2#32吉川治耀(2年)
 
 

20150919_yoshikawa#32吉川治耀(2年)
 
 

20150919_saito2#2齋藤拓実(2年)
 
 

20150919_saito#2齋藤拓実(2年)
 
 

20150919_miyamoto2#22宮本滉希(2年)
 
 

20150919_miyamoto#22宮本滉希(2年)
 
 

20150919_kotani2#26小谷拓哉(3年)
 
 

20150919_kotani#26小谷拓哉(3年)
 
 
20150919_akiba#20秋葉真司(4年)
 
 

20150919_aita#5會田圭佑(3年)

20150919_izawa#50伊澤実孝(4年)
 
 
20150919_izawa2#50伊澤実孝(4年)
 
 

 
 

 
 

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Written by 細田季里(support 身江)
試合速報 身江
Photo 細田季里

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