【2015リーグ】14戦目vs専修大~ディフェンスに高い意識をもってのぞみ、しっかりと勝ち切って掴んだのは「6勝目」~PhotoGalley~

by admin on 土曜日, 10月 24th, 2015

「第91回関東大学バスケットボール リーグ戦」
14戦目vs専修大学

◆試合結果
○明治大学(6勝8敗) 80(16-14.21-7.24-10.19-24)55 専修大学(7勝7敗)●

◆レポート

スタート
明治大…#5曾田・#32吉川・#55吉本・#22宮本・#50伊澤
専修大…#7國分 ・#11秋山・#24田代・#32野口・#65佐々木

開始早々、専修大・#11秋山に3P、#24田代にジャンプショットを決められてしまう明治大。しかし、#50伊澤実孝(4年)がリバウンドで粘り、連続のセカンドショットで、試合を落ち着かせる。#32吉川治耀(2年)からのアシストで#22宮本滉希(2年)が速攻を決めると、再び#50伊澤がバンクショットを決めるなど、1Qだけで12得点の活躍を見せ、16-14で2Qへ。20151018_aitaandyoshikawa

出だしにミスから専修大に速攻を決められ、16-16の同点へ。しかし、明治大ディフェンスが専修大の得点を抑える間に、#5會田圭佑(3年)、#32吉川の連続3Pで24-16とするとたまらず専修大タイムアウト。だが、流れはそのままに再開後早々に#32吉川がスティールから速攻、#55吉本健人が3Pを決め、試合は完全に明治大ペースへ。その後、#28今川友哲(1年)の速攻や#9田中井紘章(3年)が強気なディフェンスを見せチームを鼓舞すると、交代メンバーもそれぞれが持ち味を出し、37-21とリードを広げて後半へ。20151018_all4

大事な後半出だしの時間帯。#55吉本が3Pを決め流れを引き寄せると、#32吉川が連続得点。専修大を2分半ノーゴールと抑える間に、47-21と一気に突き放す展開に。その後も付け入る隙を与えず、3Qを終えて61-31の30点差を付けて最終Qへ。明治大は、#1税所啓(4年)、#14濱西秀人(2年)らベンチメンバーをコートに送り出し、80-55で快勝。明治大は6勝目をあげた。

(写真上:スタートのツーガードを務める#5會田圭佑と#32吉川治耀)
(写真下:チームの軸ともいえる#55吉本健人と#50伊澤実孝。序盤からしっかりと結果を出し、流れを明治大へ引き寄せた。途中からベンチに下がりコート内のメンバーを見守る)


 
 

 
 
~チームの中心選手2名を欠いた専修大に対し、自分達のバスケで掴んだ「6勝目」~
1回目の対戦では、エースの#24田代に3P4本含む29得点、1部を代表するリバウンダー・#6渡辺に22得点、20リバウンドと専修大の中心選手2名を全く止めることが出来ず。専修大に終始リードを保たれながらの敗戦となった。
2回目の今回は、怪我により#6渡辺が出場できず、#24田代も怪我明けのためまだ本調子とは言えない状況。明治大も前日の負傷により#2齋藤拓実(2年)を休ませることにしたが、それでも明治大有利の状況には変わらない。
勝利はもちろんのこと、その内容が重要となってくる。20151018_all6

その試合、蓋をあけてみれば、選手1人1人がディフェンスに集中。そして、#50伊澤実孝(4年)が連続のセカンドショットで試合を落ち着かせると2Qに入ってチームの勢いを増した所に、#55吉本健人(4年)が3Pを決め、完全に流れは明治大へ。その後も交代で入ったメンバー全員がディフェンスに高い意識を持ってのぞみ、快勝となった。

「スタートメンバーだけじゃなくて控えのメンバーもまずはしっかりとディフェンス、ということを考えて、コートに出てきてくれてた。全員が必死にディフェンスもそうだし、リバウンドも絡んでいけていたのでそれが良かったかなと思います。(#5會田)」
(写真:#5會田圭佑らしいコントロールの仕方で安定感のある試合を展開。この日はベンチで温存となった#2齋藤拓実とともに、残りの4試合でこのリーグを通した成長をぜひゲームメイクで見せてほしい)
 
 

~シンプルな攻めも多く見られ、ツーガードが安定した試合を展開~

また、この試合は意識を持てるようになってきたインサイドへのパス回しだけでなく、これまであまり見られなかったキックアウトからのアウトサイドシュートなども多く見られ、シンプルな形で点数を稼げたことも評価できるポイントだろう。ここまでどこか自分達で難しいプレーをしがちだったが、シンプルな動きで得点出来るのあれば、体力も温存しながら、余裕を持ってプレーを進めることも出来るはずだ。

また、プレーの出来にいまだ波があり、出だしに専修大#11秋山に3Pを許すも、その後はディフェンスに集中し、スティールからの速攻などで流れを作った#32吉川治耀(2年)。ハーフコートの司令塔として欠かせず、この試合はインサイド、アウトサイドにバランス良くパスを振りながら、終始試合をコントロールした#5會田圭佑(3年)。この2ガードが安定していたことがこの試合の結果に大きく貢献しているのは間違いない。13試合経たことでここまでの試合を出来るようになってきた。

リーグ戦も残りあと4試合。#2齋藤も含めたスリーガードが#50伊澤、#55吉本を中心にどう攻めを組み立て、そしてこの試合久しぶりに10分以上の出場となったディフェンスに定評のある#9田中井紘章(3年)ら控え組も含めた明治大らしいプレースタイルをどこまで固められることが出来るのか。20151018_tanakai2
まずは、次戦の青学大戦だ。明治大和泉キャンパスでのホームゲーム開催、ぜひそれを自分達の力に変え、そして自分の活躍ではなく、チームプレーを忘れずに戦ってほしい。そして、今季の明治大らしいバスケを展開し、そして勝利を掴んでほしい。

「(土日の2連勝は)本当に大きいです。次はホームゲームなので、この1週間でもう1回みんなで上げていけば絶対いい形で試合できると思うので、練習を頑張りたい。青学はバスケットがしっかりしているので、そこでディフェンスが引いてしまったら絶対やられてしまうと思っています。それと、笠井さん(#18)中心で来ると思うので、1クール目も自分がプレッシャーかけて、リズム崩せたと思うので、それはもう1回続けていきたいと思います。青学に勝てば、波に乗って日曜日の東海ともいい試合できると思うので、勝ちにいきたいです!(#32吉川)」

「青学は前回大差で勝ちましたが、相手も必死で何かを変えてくると思います。そこで当たり負けとかをしないように、こっちも強気で攻めて行けたらと思います。(#5會田)」

(写真:久しぶりに10分以上の出場となったが1年生から積み上げてきた定評のあるディフェンスを見せてくれた#9田中井紘章。今後、要所要所での起用を期待したい)

 
 
 

◆PHOTO

20151018_tsunai2#3綱井勇介(1年)
 
 

20151018_tsunai#3綱井勇介(1年)
 
 

20151018_imagawa2#28今川友哲(1年)
 
 

20151018_imagawa#28今川友哲(1年)
 
 

20151018_moriyama#24森山修斗(1年)
 
 

20151018_moriyama2#24森山修斗(1年)
 
 

20151018_yoshikawa#32吉川治耀(2年)
 
 

20151018_hamanishi#14濱西秀人(2年)
 
 

20151018_hamanishi2#14濱西秀人(2年)

 
 

20151018_tanakai#9田中井紘章(3年)
 
 
20151018_aita#5會田圭佑(3年)
 
 

20151018_kotani#26小谷拓哉(3年)
 
 

20151018_kotani2#26小谷拓哉(3年)
 
 

20151018_kurosaki#88黒崎海斗(4年)
 
 

20151018_kurosaki2#88黒崎海斗(4年)
 
 

20151018_akiba#20秋葉真司(4年)
 
 

20151018_izawa#50伊澤実孝(4年)
 
 

20151018_yoshimoto#55吉本健人(4年)
 
 
20151018_saisyo#1税所啓(4年・主将)
 
 

20151018_saisyo2#1税所啓(4年・主将)

 
 

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Written by 細田季里(support 里江)
試合速報 里江
Photo 細田季里

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