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【2015リーグ】17戦目vs筑波大~前週のいい流れをつなげることが出来ず 後手に回り続けての完敗で7勝10敗へ~PhotoGalley~

by admin on 土曜日, 10月 31st, 2015

「第91回関東大学バスケットボール リーグ戦」
17戦目vs筑波大学

◆試合結果
●明治大学(7勝10敗)58(8-27.17-13.9-30.24-13)83 筑波大学(13勝4敗)○

◆レポート

関東トーナメントの準決勝、そしてリーグ戦1度目の対戦でも大差をつけられている筑波大。前週2試合をホームゲームという環境も味方につけながら、明治大らしい試合を展開し、いい形で迎えたはずの最終週だった。しかし、これまでの積み上げも空しく、悔しいとも言えない、惨敗と言える試合となった。
スタート
明治大…#5曾田・#32吉川・#55吉本・#22宮本・#50伊澤
筑波大…#46生原 ・#2満田・#6馬場・#17杉浦・#8木林

◆前半
最初の得点こそ、明治大・#32吉川治耀(2年)のシュートが決まるも、筑波大の攻めに対し受け身に回ってしまった明治大ディフェンスは怒涛の攻撃を受けてしまう。何とか挽回を狙うものの、ここぞとばかりに筑波大は攻守の切り替えを早め、明治大に考える隙を与えず。8-27で1Qを終える。IMG_8537
2Qで徐々にリズムを掴んできた明治大は、筑波大オフェンスの得点を抑える間に得点を伸ばすも、思うように点差は縮まらず。途中交代でディフェンスに定評のある#9田中井紘章(3年)がコートに入ると、自らスティールを速攻につなげるなどチームを鼓舞する働きを見せ、25-40で後半へ。
(写真:後手に回ってしまったこの試合。上位校に対し先手を取るためには、その課題解消はインカレへと持ち越された)
 
 

◆後半
大事な後半の出だし。最初こそ、#55吉本健人(4年)の3Pが決まり、スタートメンバーには挽回のチャンスとして流れを掴んでほしかったが、すぐさま筑波大・#2満田にジャンプシュートを決められると再び筑波大ペースに。攻守の切り替えが素晴らしく、ディフェンスリバウンドからの速攻を何本も決められてしまう。
#22宮本滉希(2年)が連続のポストプレーや#2齋藤拓実(2年)と#50伊澤実孝(4年)の合わせが決まるものの、明治大は残り5分ノーゴール。筑波大・#6馬場にダンクショットも決められるなど、ほぼゲームの勝敗を決定づける34-70という点差で4Qへ。20151031_all
#26小谷拓哉(3年)、#28今川友哲(1年)、#24森山修斗(1年)ら控え中心のメンバー構成だったが、それでもまっすぐゴールに向かって行くプレーは見ていて気持ちが良かった。そこに、#9田中井紘章(3年)や#14濱西秀人(1年)らも投入され、最後まで走り続けた。58-83での敗戦となったこの試合。彼らには何が残ったのだろうか。

(写真:交代メンバーが最後まで奮闘。#24森山修斗(1年・左)は自分の持ち味でもある3Pを果敢に狙い、しっかりとリングに沈めた)
 

 
 
~先週までのいい流れを全くつなげられず 交代メンバーの奮闘だけが光った試合~
最悪の試合内容だった。

前週2試合で自分達らしいバスケを展開し、青学大に勝利、そして東海大には善戦をした。その姿は全く見られず。ディフェンスは全てにおいて後手に回り、パスに振り回される始末。リバウンドについては、前半だけで7本-38本(1Qで1-15、2Qで6-23)という圧倒的な差をつけられている。いくらサイズのある筑波大相手と言えども、これでは試合にならない。

さらに、攻守の切り替えの速い筑波大の展開に、全くついていけず。シュートを打たれて落ち込んでいる暇などなく、すぐにやり返せばいいのだ。シュートを決めたら、相手がやり返してくる、と切り替えなければいけない。前半だけならまだしも、後半の出だしも全く切り替えられず、ただやられるだけ。今日は、ただただ翻弄されて終わった。

明治大のいい点をあげるとするならば、#9田中井紘章(3年)、#20秋葉真司(4年)、#26小谷拓哉(3年)、#28今川友哲(1年)、#24森山修斗(1年)ら交代メンバーが自分の出来ることを一生懸命にコートで見せてくれたことだけだ。はっきり言ってしまえば、身体のぶつかり合いを恐れず、ゴールにまっすぐ攻め込んでいたのは交代メンバーだけだ。
その中でも、前半他の全員がディフェンスで後手に回るなか、唯一先手を取る”攻めのディフェンス”を展開していたのは、#9田中井紘章(3年)。
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「すごく試合が暗かったというのもあって、自分が出た時は明るくしていこうかなと思いました。自分のやるべきことをやれば、チームの盛り上がりにつながるかなと思っていたので、ディフェンスから入ったりとか、リバウンドを取ったりだとかそういう所を頑張ろうと思っていました。(ベンチから見ていて試合の出だしは)引いて守っていた、というよりも、自分達で自滅していた、というのがありました。やっぱり、最終的にインカレで優勝という目標を掲げている上では、筑波大とか東海大とかは考えたくなくても考えないといけない相手。そういう所をしっかりと気持ちをいれてディフェンスを出来れば、もっと今日はいい試合に出来たんじゃないのかな、と思います。(#9田中井紘章・3年)」

(写真:本来であればシーズン序盤からもっとプレータイムがあってもいいはずの#9田中井紘章(3年)。一度は全く試合に出れず苦しい時もあったが、それでも少しずつプレータイムを伸ばしていることは、昨年のインカレでスタートを務めたほどの経験値を感じさせる)
 
 
~もう一度何かを見つめなおす時 チームを代表する5人だということを~

リーグ最終週という大事なこの2試合、そのうち上位校である筑波大に何も出来ずに終わったこと、正しくは”何もせずに終わった”ことは色んなものを失ったことになる。この試合でしか、掴めなかった色々な要素を何も掴めずに終わったのだ。ただ試合をしただけ。

どうしてこんな試合になったのだろうか。

「出だしの部分をもう少し全員が気持ちを入れてやらないと。前もこういう感じで負けているので、そこはダメな所です。今週の練習内容はそこまで悪くなかったと思いますが、試合直前のアップの部分とか少し緩くなったりしていて、それが要因だと思います。ディフェンスから、というのがうちのチームですが、オフェンスで点が入らないということで、ディフェンスでもリバウンドとか取りに行けなかったりして、オフェンスがダメなことにディフェンスが影響されてしまった。そこは割り切ってディフェンスをしないといけなかったです。(#5會田圭佑・3年)」

出だしで気持ちが入っていないように見えたのは、誰しもがわかることだった。筑波大の出方を見すぎて、攻めのディフェンスをせず。後手に回った流れを立て直せず、逆に筑波大はその隙をしっかりとついてきた素晴らしい試合展開だった。

スタートの5名、特に4年生である#50伊澤実孝(4年)と#55吉本健人(4年)は、今日の試合を絶対反省しなければいけないだろう。あんな試合をこの時期にしてはいけない。ただのスタートメンバーというだけではなく、明治大学のスタートとして出る責任をもう一度見つめなおしてほしい。

少し試合に出ていることが当たり前になっているのではないだろうか。今年のスタッフ陣は、調子が悪いからといって、メンバーを交代する采配は出来ない。そのせいで、出ているメンバーが固定化されているが、アピールしても試合に出られないメンバーがベンチにも応援席にもいることを忘れていないだろうか。チームメイトの気持ちを背負って、自分自身でちゃんと追い込むことが出来ているのだろうか。
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「明日につながる、とかいい形で終わった、とかそういうのはなかったと思います。自分が後半に出た時は雰囲気が暗かったので、自分がスティールとかを狙ってたりして、盛り上げようと思っていました。それで、明日につながればいいかなと思ってプレーしていました。プレーしながら、ずっと声を出し続けることはきついですけど、でも5人に1人くらいは必要な存在だと思います。そういう1人が頑張っている姿を見せたら、他の4人もそれに連動してつながっていくと思うので、そういう所には今の明治には足りないと思います。
強い相手になるとダメになってしまう。先週の東海大戦のような入りが出来ればいいですが、結局はこういう展開になった時にどう立ち直るかは控えの選手の頑張りとかも鍵になってくると思うし、それを自分は去年も経験している立場なので。そういう所をベンチから出るメンバーがもっと意識してやれればいいのかなと思います。(#9田中井)」

中々プレータイムがもらえない控えメンバーがこれだけの事を言ってくれているのだ。とにかくスタート5名と、そして試合までに気持ち作りが出来なかったことは、試合以前の問題であり、それについては4年生の責任だ。

(写真:ベンチも応援席もいつも声援を送ってくれている。スタートメンバーは後半ベンチに下がった後、自分達の後に頑張ってくれた控えメンバーにいつもしてもらっているように声援を送っていただろうか。)
 
 
~リーグ戦も残すところあと1試合  彼らが求めるものとは~

本当はもっといろんなチャレンジを見たかった。そして、そこから何かを掴んでほしかった。それがなかったこの試合、もうリーグ戦で掴めないものはたくさんあるだろう。
それを挽回するためには、ここからどれだけ必死にやるかだ。ただ、必死にやりたいかどうかは彼ら次第。あとは彼ら自身が決めることだ。

「試合の勝敗よりも、まず自分達、明治大らしいバスケをしっかりと見つめ直すことが勝利につながるし、それが出来なければインカレにつながる試合にならないと思います。自分達が今までどうやって勝ってきたのかというのを、明日までに頭の中でしっかりと整理して、ディフェンスからしっかりとしたオフェンスの流れを明日の試合で組み立てることが出来れば、勝ちにつながると思う。明日は自分達のバスケスタイルを貫く、というのが大事なんじゃないのかなと思います。(#9田中井)」

 
 

◆PHOTO
20151031_moriyama#24森山修斗(1年)
 
 

20151031_kotani2#26小谷拓哉(3年)
 
 

20151031_imagawa#28今川友哲(1年)
 
 

20151031_tanakai2#9田中井紘章(3年)
 
 

 
 

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Written by 細田季里
Photo 細田季里

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