【2016その他】~データで見る大学バスケ*インカレ編~

by admin on 金曜日, 9月 30th, 2016

Bリーグが開幕し、バスケットボールにも大きな注目が集まってきました!今後多くの選手がBリーグへ進出していくでしょう、大学バスケットボール界にもたくさんの関心と応援をいただけるよう、試合レポートやインタビュー以外にも様々な記事をMUBTMAGAZINEはお届けしたいと考えております!
 
 
そこで、今回は第一弾!
~データで見る大学バスケットボール*インカレ編~

データといっても、簡単なものとなりますが、ぜひお付き合いください!

「全日本学生バスケットボール選手権大会」
(通称:インカレ)

ご存知の方と多いと思いますが、学生バスケのシーズン最後に開催されます。この大会が終われば、学生バスケとしての大会は終了し、新たなシーズンの幕が開けるのです。

そのインカレについて、ここ10年間の結果を簡単にまとめました。

 
 
◆インカレベスト8に進出した大学数(学連別)

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(※)色分けは学連別

インカレのベスト8に進出した大学を学連別に分けたものです。ベスト8入りした大学には、天皇杯(通称:ALLJAPAN)への出場枠が与えられます。大学バスケを見続けている方ならある程度想像はついていたと思いますが、圧倒的に関東学連の大学が占めており、関西学連がその後を追う形となっています。
だからこそでしょう。関東学連以外の大学で「打倒!関東!」を掲げてインカレに乗り込んでくるのです。

今後、関東学連が圧倒的に占める分布が続くとは限りませんし、あらたな学連からベスト8入りを果たせば、大学バスケ界の競争激化にもつながります。好ゲームが多く見られることをぜひ期待したいです。

それは、大学別にみたらどうでしょうか。
 
 
◆インカレベスト8に進出した回数(大学別)
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ここ10年の間に、2強時代を築いた「東海大学」「青山学院大学」が9回と並んでトップに。

ついで、現在関東1部リーグで厳しい戦いの中、2勝目をあげた「日本大学」とここまで未勝利の「明治大学」が7回。同率3位。

そして、インカレ2連覇中であり現在関東1部リーグを全勝で独走している「筑波大学」と「拓殖大学」「慶應義塾大学」が5回。

・「筑波大学」は5回のうち、2回が優勝
・「拓殖大」は5回のうち、4回がベスト4
・「慶應義塾大」は5回のうち、優勝1回、準優勝3回

といったように、回数は5回ですが、大きな成績を残しています。

今年はどんな大学が最終的にベスト8入りを果たすのか・・・
 
 
明治大は今、8連敗という苦しい状況にありますが、この10年間で7回のベスト8入り(そのうち3回ベスト4入り)といった結果を残しています。

そのほとんどが、リーグ戦で順当に勝ち星をあげ、万全の態勢でインカレに臨んだわけではありません。時には、入替戦をギリギリのところで回避しながらも、最後は有終の美を飾った代もあり、“インカレに強い明治大”とも言われていました。

それは、明治大が“なんとなく勝つ”のではなく、リーグ戦で苦しみながらも自分達の課題と必死で向き合い、1つ1つ勝ち星を積んだ経験と自信が、一発勝負のインカレで力が発揮できることにつながっているからです。
 
 
今現在の結果は、もしかしたら彼らには必要な経験だったのでしょう。でも、そこからでしか見えない何かがあるはずであり、今チーム一丸となってその何かを突破するため、もがき、苦しみながらも、戦っています。

その姿に明治大らしさを感じます。きっと、これまでの先輩たちのように、これから巻き返してくれるでしょう。そんな彼らを私たちは応援しつづけます!

“1勝すること”の重みを嫌と言うほど身に染みた彼らが、これからの戦いで1つ1つ積み上げていく姿を、ぜひ会場でご覧ください!そして、たくさんの応援をよろしくお願いいたします!

(※)次回はリーグ(前半戦)を公開予定です。

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