【2012年HOMEGAME開催企画】Game1:専修大(高橋選手インタビュー)vs日本体育大(熊谷選手インタビュー)

by admin on 水曜日, 10月 17th, 2012

2012年明治大バスケットボール部のホームゲームが10月20日(土)に和泉キャンパスにて開催されます!!
ホームゲームとはいえ、この日は3試合も和泉キャンパスで行われます。

 

明治大vs拓殖大の試合を盛り上げたいのはもちろんですが、
他の2試合もリーグ終盤に差し掛かった見どころ満載な試合となるはず!!
そこで 3試合全てを盛り上げ、楽しい1日にできれば!

 

という思いから、他5大学にもご協力いただき、 今週事前特集記事を掲載いたします。

 

まず最初は、1試合目14:30~から行われる「専修大vs日本体育大」の事前特集です!!

 

◆専修大は#4高橋陽選手(4年)
◆日本体育大は#21熊谷尚也選手(4年)
に先週14日(日)のリーグ戦後にコメントいただきました。(この場を借りて、御礼申し上げます。)

 

・今年はどんなチームか?
・これまでのリーグ戦を振り返って
・ファンの皆さんにどんなところを見てほしいか?
などを伺ってきましたのでぜひご覧ください。

 

◆◆ GAME 1 ◆◆

 

対戦について

リーグ第6戦で1回目の対戦を行った専修大と日体大。最初の勝負は、#11宇都選手が30得点、#33館山選手が3P5本を含む24得点をあげるなど、日体大は両スコアラーを止めることが出来ず、90-65と専修大に軍配が上がった。
しかし、日体大もここ2試合は勝利から遠ざかっているものの、東海大などにも勝利し、着実にチーム力をあげてきている。そのため今回の対戦は、前回の対戦よりも接戦となることが予想される。
 また、ここまでの戦績を振り返ると、専修大が8勝6敗、日体大が4勝10敗。専修大にとっては目標である3位死守のために、日体大にとっては入れ替え戦回避を掛けたどちらにとっても負けられない試合。ぜひ、両大学の熱い戦いに注目してほしい。

 

◆Interview
専修大 #4 高橋 陽 選手 (4年・CAP・PG)

「結果を残すために…」
—今年の専修大はどんなチームですか?
(高橋選手) 今年の専修…前に比べたらDFを頑張ってるんじゃないかなって思うんですよね。あとはやっぱり勢いに乗ったら、中原さん(専修大HC)とかもよく言うんですけど、東海大とかは1+1が2になる。でも、自分たちって勢いに乗ったら1+1が4になるかもしれないし、もちろん、ゼロのときもあるけど、勢いに乗れたらそういう可能性を秘めてるチームだと思うんですよね…それと、さっきもいいましたがやっぱり例年に比べてDF重視で頑張っている、というのが今年のチームだと思います。
—なるほど。では、夏の練習にそういったDF重視のチーム作りをしてきたのですか?
(高橋選手) そうっすね、まぁ自分がキャプテンになってからは、もちろん『結果を残す』というのもあったんですけど…「結果を残すために何をしたいのか」を考えたときに、その中身だとか過程だと思ったんですよ。
だから中身をしっかりしていけば、自ずと結果って出てくると…そう思って、春からずっとそういった練習を続けてきていて、良い練習の時はいいし、まぁ悪い練習のときは修正して。その結果でリーグ戦、ちょっと良い結果っていうかいい感じで来ていると思います。
—確かに、今日の大東大との接戦も競り勝ちましたし、前週の惜しくも敗戦となりましたが最後までわからなかった青学大戦に会場は盛り上がりました。あれは自信になったというか、それとも勝ちきれたな、という思いのほうが強いですか?
(高橋選手) 勝てたなぁと思うんですけど…結果は結果だし。やっぱり青学・東海は強いっていうのはわかってたので、昨日の(東海大戦の)負け方がちょっと自分の中でも…(前週・青学大戦の結果もあって)もう少しいけるんじゃないかなっていうのもありましたがまあ、青学・東海に負けて今日(大東大に)勝って本当によかったと思います。

—20日(土)の対戦相手・日体大に対してはどういうイメージですか?
(高橋選手) やっぱガードというか、アウトサイドのチームだなっていうのは…それは考えてますね。アウトサイドもあるんですけど、中もけっこう身長あるじゃないですか。だから、リバウンドとかは気を付けたいし、相手も相手で東海大に勝った勢いもあるんで油断はできないですね。とりあえずトランジションのバスケットをやって負ける相手じゃないと思っているので。

 
 

「下級生からずっとやってきた、という経験を自信に…」

—なるほど。話は変わりますが、専修大については去年入れ替え戦を見に行っていて。その日勝って1部残留を決めた瞬間に、高橋選手や館山選手たちの泣いている場面がとても印象的で、熱い気持ちみたいなものを感じました。
(高橋選手) ああ、入れ替え戦ですか。あれは泣きましたね。なんかもう、本当…去年(のリーグ戦)は思い出したくないですね。
—確かに、去年のリーグ戦はなかなか勝ちきれない苦しい戦いでしたね。そうった去年の経験は何か今年の原動力になっていたりしますか?
(高橋選手) やっぱり自信じゃないですかね。俺らの代も4年生だし、宇都も3年生だし。(入替戦などを経験しながらも)下級生の時からずっとやってきたっていうそういう自信がやっぱ試合に出てるんじゃないですかね。それがたぶん今一番の原動力になっていて…樋口もすごく頑張ってくれているし。樋口なんて1年生の頃からと比べると、本当成長したなって思いますね。樋口、ああ見えてけっこう甘えん坊なんですよ、
—そうなんですね(笑) 選手の人柄みたいな部分は、実際に話を聞いてみないとはやっぱりわからないものですね。先ほどは大東大(※詳細は、大東大vs日本大の記事にて掲載)のお話を伺ってる時にもそう思いました。
(高橋選手) 本当、そうなんすよ(笑) かわいい声して「陽く〜ん」とか言ってくるし、わけわかんないっすよ(笑) 大東大と言えば、この間の日曜に、拓殖大の達也(鈴木選手)と大東大の隆一(岸本選手)とあともう1人友達の4人で渋谷のカフェで『お茶会』しましたよ(笑)
—お茶会ですか?(笑) 飲み会とかではなくてですか?
(高橋選手) 飲みではないです、お茶会です(笑)とりあえず話そうぜ、ってなって、最初はご飯を食べる予定だったんですけど、時間的にそういう時間でもないしってなって。カフェに行きましたね。
—バスケの話題で盛り上がりそうな、豪華なガード陣ですね(笑)
(高橋選手) 3Gみたいな(笑) そういった他の大学との交流があって…やっぱり(そういった仲がいい選手とは)戦いたくないですよね。まあ、(リーグ戦の試合は)大東大も拓殖大も終わったんで…。
—そうですね…それにしても、面白い…お茶会(笑)
(高橋選手) イメージないですよね?(笑)
—ないですね(笑) そういう素敵な仲間たちと試合ができるのもあともうちょっとですね。それに専修大のファンの方々も残りの試合を楽しみにしていると思いますよ。
(高橋選手) ファン、いるんですか!?絶対宇都と館山ですよ!!(笑) 俺とかなんか、なんかあれですよ、リバウンドとルーズボールしか取ってないみたいな(笑) 僕と樋口と長谷川は影のなんか、影に潜めてます(笑) まあ、僕はそれでもいいっすけど。
 でも、長谷川もいい仕事してますよ。コツコツと地味なんだけど、そういうプレーが後々やっぱ効いてくるんで。ああいうプレーヤーは好きですね。派手なプレーとかいらないっす。けど、決めたら決めたでいいんすけど。シンプルなプレーってあるじゃないですか?単純にシンプルで、それでシュート入れば。僕、地味派なんで(笑)
—地味派なのですね(笑)高橋選手のDFを好きな方多いですよ。
(高橋選手) もうDFしかできないじゃないですか僕…。
—いやいやいや、そんなことないです(笑)
(高橋選手) DF、リバウンド、ルーズしかできてないです(笑)

 
 

「下級生たちに伝えたいこと…」
—(笑) では、今年高橋選手にとって大学最後の年。残りのリーグ戦やインカレに向けて、何か想いはありますか?

(高橋選手) いやぁ…リーグもあと4試合なんで…この4試合は本当に勝つしかないっていうか、負けとか全然考えてないし。自分たちがあとはしっかりバスケットをして、個人個人に任せられた試合の役目とかを果たせば、絶対に3位を狙えるし、3位になっちゃったら部として嬉しいこともあるので…それをちょっとモチベーションに!ってやってるかはわからないですけど(笑)
 あとはインカレですよね…まぁ最後なんで…専修4年生いなくなったら大変だよっていうことを、下級生に伝えていきたいと。実際、大変だと思うんですよね。
—4年生といえば、樋口選手、館山選手…長谷川選手もですよね。
(高橋選手) 長谷川もです。自分もだし、廣島もだし。(試合に出ているメンバーが)ガラッと抜けるんで、そこは伝えていきたいですね。

—最後に、ファンの皆さんにどういった所を見てほしいですか?
(高橋選手) どういうところ…やっぱりトランジションですね。あとは、宇都はもちろんのこと、館山のキャノン砲!(笑)それとさっきも言ったんですけど、勢いに乗ったときのプレーとか…「専修ってこんなDFしてたっけ!?」ってところを見てほしいですね、今年は。

(写真:左から長谷川選手、廣島選手、館山選手、そして高橋選手と4年生が多く出場しているのが今年の専修大。高橋選手の言葉通り、彼らは後輩たちにどう伝え、そして後輩たちはそれをどう受け取るのか。ぜひその姿を見届けてほしい。
 

 
 

◆Interview
日本体育大 #21 熊谷 尚也 選手 (4年・CAP・F)

 
「学生らしく…」

—今年の日体大はどんなチームですか?
(熊谷選手) そうですね、一番にやっぱり言えるのは…去年からなのですが、とりあえず『学生らしく』っていうことを藤田さんや学生コーチの林からは言われていて。
やっぱり日体大であるからには学生として、なんて言うんですかね…周りからも応援されるようなチームを目指してずっとやってきていて。
試合中であっても審判に文句言わないとか、不満があってもそこで気持ち切り替えて次のプレーに向けてやろう、ってことはずっと話していて。あとは、コートの中では一生懸命ハードにプレーしようっていうことは言ってますね。どんな状況であっても、ミスしたらそこで立ち止まらないでみんなハリーバックして仲間を助けるっていうのを。その人が戻らなかったら5対4でDFすることになっちゃうので、それじゃあやっぱチームのためになってないし、どんなことがあってもすぐに立ち上がって、DFに戻ったり。で、オフェンスでも次のブレイクに参加してノーマークを作って、シュート打とうっていうことは話しています。あとは、コートの中では一生懸命プレーするっていうことですね。

—日体大は今年から1部リーグに参戦ですが、何か気持ちが違いました?
(熊谷選手) そうですね、上のステージに上がってやっぱ高さもスピードも技術もフィジカルであっても全部2部とは全然違うので。2部では多少ガチャガチャしてても勝てた試合とかいくつかあったんですけど、今回はそれじゃあ勝てないっていうのを1週目でわかって。だから、頭使ってやろうってことは意識してて、でもやっぱりまだできてない部分がいっぱいありますね。
—リーグ戦の序盤戦に最初ケガ人が続きましたが、そこから徐々にチームを作り上げてきたな、という印象です。
(熊谷選手) 2戦目で北川が怪我しちゃって、まぁでもチーム的にはそんなに落ち込んだりもしませんでしたし、逆にその分みんなでやってやろうっていう気持ちがあったんで。控え選手もすごい頑張ってくれましたし、それに負けないようにっていうか一緒にチームでやろうとした結果がああいう風に繋がったんだと思います。
—先日の大東大戦はお互い東海大に勝利した者同士の対決。とても見ていて楽しい試合でしたね。
(熊谷選手) そこは多少意識はしてましたけど、相手も東海に勝ったんで…。でも1戦目は自分らが勝ったんで、勝ちのイメージはありましたし、やっているときはあんまり相手の大東のほうが(今回のリーグ戦で多く)勝ってるからとかそういう気持ちはなかったですね。自分たちのバスケをやろうっていう感じでやってました。

 

—来週対戦する専修大の印象は?
(熊谷選手) 専修は前回けっこう大差で負けていて、宇都とか館山とかトリッキーなチームだと思ってるので、そういう相手にはうちけっこう弱いんで…。
 その中でやっぱりどう守って、どう攻めるかっていう…そんなあんまり特別なことはせずにしっかりチームで守って、チーム全員でリバウンドを取って、それで得点に繋げようっていうふうに…ま、やっぱたぶん宇都のとこだったりでDFは崩されるとは思うんですけど、それでもなんとか全員で踏ん張って守っていければ。
—専修大と日体大のセンター対決も見どころなのかな、と思っているのですが。
(熊谷選手) (専修大の)センター陣もしっかりしているんで、インサイドでは負けられないですね。パワー勝負だったり、高さの勝負でもやっぱり自分たちが負けちゃったら外の3人もシュート気持ちよく打てないと思うので。インサイドの自分たちがやっぱりしっかり頑張らないとその選手にも影響しちゃうんで…とにかくインサイドでは絶対負けないように頑張りたいと思います。

—なるほど。それでは、少し話は変わりますが、試合を見てると熊谷選手は黙々とプレーをするキャプテンという印象が…自分では、どういうキャプテンだと思ってますか?
(熊谷選手) どういうキャプテンなんすかね?特に何かこういうキャプテンになろう、というイメージとかはないんですけど…なるべくコート内ではみんなに声をかけてあげようという意識はあります。
 下級生たちにはやっぱ自分たちが言ってあげないとすごい不安になると思うんで、なるべく自分からは声かけるようにはして…ま、自分はめちゃめちゃ声出してチームを引っ張るって感じじゃないんで、やっぱり結果を出すしかないかなと。プレーで引っ張れるといいんですけど…
—引っ張れていると思います!(笑)
そう言っていただけるとほんと、はい…(笑)

 

 

「日体大の全てを見てほしい…」

—4年最後のリーグにかける思いみたいなのはありますか?
(熊谷選手) やっぱり1部に上げてもらったんで、去年の4年生に…で、自分たちの代ではやっぱり絶対に落とすことはできないですし、今の3年生にも来年1部でやってほしいです。だから、なんとしてでも1部に残りたいっていう気持ちでやってますね。あんまり勝ててないんですけど…。
—2部時代の日体大の試合も見ているのですが、入替戦で敗戦し、2部リーグとなった最初の年(※熊谷選手が日体大に入学した年)などは本当に勝ち星がつかめず、相当苦しんでいる姿を見ました。

(熊谷選手) 最初の2年間は本当に辛かったですね…。本当にバスケやってるのも嫌で…本当にどこまで落ちるんだろうっていう感じだったんですけど…やっぱり4年生がみんな踏ん張ってくれたんで、なんとか2部に残れましたし…結果、去年1部に上げてもらえたんで。今年は自分たちが何か下級生に残してあげられれば…4年生みんなでそう話しています。
—選手だけのミーティングは頻繁に行っているのですか?
(熊谷選手) 試合前はとりあえず、全員でやるようにしてて、練習終わったときとかに学生コーチの林を中心に4年生で集まって。林は外から見てるんで気付いたところを言ってもらっています。それをコートで自分たちが表現してっていうことをいろいろ話したりしていますね。

—リーグ戦もあと4試合ですね。
(熊谷選手) とにかく1つでも多く勝って、勝ち星積んでやっていくことが大事なのかなと。一戦一戦、先を見ずに目の前の相手に標準を合わせてやっていきたいです。

—最後に、ファンの皆さんに今年の日体大こういう所を見てほしいです!という所は教えてください。
(熊谷選手)
試合に出ている5人もそうですけど、ベンチに入ってるみんなであったり、応援してくれている2軍のみんな、全員を見てほしいですね。本当、応援の人たちは全力で盛り上げてくれているし、ベンチもそれにつられてすごい盛り上がってくれているし。それで、そのみんなのおかげでコートのみんなも元気で走ったりしてるんで…日体大の全部を見てほしいですね。
—名物ですからね。日体大の応援は。
(熊谷選手) (笑) あれは、本当に夜遅くまで応援の練習してもらってるんで。
—本当に学生らしくて、いつも拍手しています!(笑)
(熊谷選手) あはは(笑) それは本当に、1番の目標っていうか、そう思われたいんで…日体大は学生らしい、と。

(写真:「学生らしく」ありたいという日体大。彼らのそういった姿勢は、コート上のプレーでも応援でもその一面は垣間見ることができる。ぜひ会場に来てその目で見てほしい。)

 

専修大•高橋選手、日体大•熊谷選手、ご協力ありがとうございました!この両大学の対決は、10月20日(土)14:30〜@明治大和泉キャンパスですのでぜひ会場へ!!

次回の第2弾は、大東文化大vs日本大の事前特集記事です!明日を楽しみにお待ちください!!!

 

Written & Interview & Photo & Design MUBT MAGAZINE

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