【2014関東トーナメント】初戦vs東洋大 ~トーナメント初戦 新戦力との融合が勝利のカギに~

by admin on 木曜日, 5月 29th, 2014

「第62回関東大学バスケットボール選手権大会」 
初戦 vs東洋大 の試合結果を掲載いたします。



◆試合結果

○明治大学 71(21-13,14-10,23-19,13-20)62 東洋大学●

◆レポート

スタート
明治大…#2齋藤・#12中東・#37安藤・#50伊澤・#92水口
東洋大…#6村上・#7筑波・#11中村・#24遠山・#88山本

【前半】
明治大は初戦の硬さからかイージーシュートが決められず、東洋大の思い切りの良いシュートにリードを許す展開。それでも、伊澤がゴール下、ジャンパーとインサイドで強さをみせて追いつくと、一進一退の攻防に。均衡を破ったのは、エース中東で、鮮やかなドライブを2本決めてリードを奪うとさらに吉本が2本目の3Pを決めて一気に引き離し、第1Qを終える。2Qに入ると、明治大はオールコートDFでプレッシャーをかけ、東洋大のターンオーバーを誘って攻撃につなげるなど良い流れに。特に、ルーキー齋藤がインターセプトからの速攻、またアシストなどでその存在感を示し、点差を広げる。東洋大も3Pを果敢に狙って追い上げるが、負けじと水口が3Pを沈めて譲らず、明治大リードのまま前半終了。

【後半】
3Q序盤は互いに入れ合う展開で、明治大は伊澤、宮本がインサイドで上手くファールをもらって得点に繋げる。一方東洋大も明治大のDFの隙をついて確実にジャンパーを決めるなど譲らない。明治大は不運もあり、東洋大に一ケタ差まで追いつかれ、やや不穏な空気が漂う。その嫌な流れを断ち切ったのが、齋藤で、冷静にジャンパーを決めて落ち着かせると、負けじと安藤が3P、速攻を決めて流れを呼び戻す。残り1分をきって中東のバンク3Pも決まってリードを広げて最終Qへ。後がない東洋大は開始から果敢にアウトサイドシュート打ち、粘りをみせる。しかし、そこで明治大は慌てることなく確実に得点を重ねていき、リードを18点まで広げる。このまま明治大ペースのまま進むと思われたが、残り2分で東洋大が怒涛の攻撃をみせ盛り上がる東洋大応援団。このQで5本の3Pを決められ9点差まで追い上られるが、終始落ち着いた攻めをみせた明治大がしっかりと勝利をものにした。

 
 

~新チーム始動!!初戦勝利を飾る!!~

明治大と東洋大は塚本HCと目監督が旧知の仲ということもあり、幾度となく練習試合を行ってきていた。まさに互いに手の内は知り尽くした間柄である。どこを抑えればいいか、どこを攻めればいいかはもちろんわかっている。鍵を握るのはルーキーであった。

東洋大は4年生の筑波・村上が中心となって攻め、2年生が合わせるという印象。実際得点の半分以上を2人が占めていた。
明治大は安藤・中東を中心に、インサイドを担う伊澤、シューター水口に加えてルーキー齋藤・宮本が思い切りの良い攻めをみせていた。とくに、齋藤は初のトーナメントでスターターを努め、硬さや荒い部分も随所に見られたものの、度胸満点のプレーで明治大に流れを呼び込んでいた。ただ、ターンオーバーが多かったのも事実であり、PGとしてもそこが課題になってくるだろう。チームとしては、点差を引き離せるときに失速してしまうことがどうしても目立っていた。DFでの連携は1年生も入ってくるとどうしても劣ってしまう。そこからの粘り、ふんばりを明治大には見せて欲しいし、OFにおいてももっと積極的に狙っていって欲しい。

昨年とは違うチーム、それはどの大学でも同じこと。今ある戦力でどういったチーム作りをするか、勝てるチームにするためにはどうすればいいか。その答えは夏を過ぎてリーグ戦初日にわかることかもしれない。だが、トーナメントで見せられることはたくさんある。明治大の今ある力を存分に見せて欲しいと思う。
 

Written By R
試合速報 R

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