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【2013関東トーナメント】準々決勝・vs青山学院大~チャレンジャー精神からの脱却、勝ちを大きく意識した意味のある戦いへ

by admin on 土曜日, 5月 11th, 2013

第62回関東大学バスケットボール選手権大会 準々決勝 vs青山学院大 の試合結果を掲載いたします。



◆試合結果

明治大65(21-16,15-12,13-26,16-25)79青山学院大

◆レポート

【前半】
明治大は完全なる3P構成。安藤・西川・目と次々に3Pを沈めていく。特に、安藤は1Qだけで3本の3Pを決め、気迫のこもったプレーを見せる。また、エンジンがかかっていない青学大に対し、明治大は好ディフェンスで得点を抑えることに成功。青学はたまらずタイムアウトを取り、盛り返すも、安藤が上手くフリースローをもらい、それを断ち切る。
2Qに入ってからも、全員リバウンドで、青学大にセカンドチャンスを許さない。さらに、中東がオフェンスリバウンドに積極的に絡み、得点を重ね、明治大のリズムを作る。しかし、2ケタ差をつけたところで青学大の反撃が始まる。張本・野本と連続で決められ、一気に射程圏内に。それでも、清水が終了間際にオフェンスリバウンドからタップシュートを決めなんとか8点リードで前半を終える。

【後半】
大事になってくる3Qの入り方、明治大は安藤のドライブ、さらには青学大のターンオーバーを誘い、良い流れに。しかし、王者青学大も黙ってはいない。張本の連続得点や船生の3Pで一気に1点差まで詰め寄る。
明治大は、安藤が一人気を吐き、鉄壁の青学DFをあざ笑うかのような華麗なドライブで逆転を許さない。
明治大の安藤、青学大の張本の意地と意地がぶつかり合う。抜け出たのはやはり青学大、張本のジャンパーで逆転に成功すると、一気につき離す。明治大も皆川のバスカンダンクなどで必死でくらいつくも、一度青学大に傾いた流れを取り戻すことは至難の業で、4Qに入って畠山のドライブで2ケタ差をつけられると、明治大が粘りをみせて得点してもすぐに取り返されるという展開に。
我慢の時間帯が続く中、土井が2連続でオフェンスリバウンドを取り、盛り上がるも得点にはつながらず。あきらめずにシュートを打ち続けるものの、なかなか決まらず、点差は開くばかり。最後まで西川・安藤が攻め続け戦い抜いたが、王者の壁は厚く、悔しさの残る敗戦となった。

 


◆BOX

* #2 目健人 38:50 8得点 (3P2本含む) 4リバウンド 1ST 1BS
#10 清水隆平 2:44 2得点 1リバウンド
* #12 中東泰斗 35:48 6得点 6リバウンド 2TO 2AS 1ST
* #16 安藤誓哉 40:00 28得点 (3P3本含む) 9リバウンド 2TO 3AS 5ST
* #22 西川貴之 36:35 13得点 (3P1本含む) 4リバウンド 3TO 1BS
#24 田中成也 5:22 0得点
* #51 皆川徹 31:59 6得点 6リバウンド 1TO 1AS
#89 土井慧吾 8:42 2得点 3リバウンド 1TO

(*:スターティング・メンバー)

◆試合速報

Twitterで試合速報を行っています。ご覧になりたい方は下記へ。
http://twilog.org/msup2011bb/date-130510

◆Photo Galley
2013関東トーナメント・準々決勝vs青山学院大~【Photo Galley】~

 

 

~チャレンジャー精神からの脱却、勝ちを大きく意識した意味のある戦いへ
「優勝を目指しているチームとの差なら みんなで変えなければいけない」~

 明治大には忘れられない試合があった。昨年のインカレ準決勝・青山学院大学戦だ。

王者の前に成すすべなく惨敗。結局明治大は3位になったものの、力の差は歴然だった。チャレンジャーとして、青山学院大の胸を借りるつもりで戦いに挑もう!そういう想いを試合前に語ってくれた選手たちであったが、ふたを開けてみたら、還付なきまでに叩きのめされ、プライドもボロボロに崩れた。一番悔しかったのは、相手に飲まれてしまって、自分たちのプレーというものを出せずに終わってしまったこと。そこから明治大の時は止まってしまったかのように思えた。でも、実際は明治大はそこから生まれ変わったのだ。

試合後、選手の口から飛び出したのは、ある意外な言葉だった。
 
『これが優勝を目指しているチームとの差なんですかね。だったらみんなで変えないとダメですよね。』
 
明治大は、青山学院大に”良い試合をしてあわよくば勝とう”と思っていた。でも、青山学院大は”優勝を目指していて単なる通過点”にすぎない。決定的に違うのは、”勝ちたい”という欲の強さだった。だったら、その想いのレベルを合わせればいい。明治大は、準決勝翌日から新チームとして、優勝を目指すチームとして第一歩を踏み出した。
 
 
新チームになり、順調に春を迎えた明治大は、トーナメントで絶好の機会を得る。順当に勝ち上がれば、準々決勝で青山学院大との対戦が実現。目標は定まった。『青山学院大に勝つこと』それしかなかった。
(※写真:アップ中の明治大。チーム一丸となって変わろうとしている。)
 
 
 
~迎えた対戦 仲間のイメージ払拭のため自ら流れを作り40分間続けよう
という思いがチームを変えた前半~

そして迎えた青山学院大との対戦。開始早々、安藤の3Pが気持ちよく決まった。

「気持ちの面で、ああいうゲーム(インカレ青学戦)をしてるから、いくらやってやろうって言われても、インカレのイメージってみんな残ってると思うんですよ。だからそれを払拭するために、最初3P狙いました。入るか入んないかわかんなかったですけど、最初自分が打ちきって、流れ作って、リバウンドみんなでとって、あ~(青学相手でも)やりあえるじゃんみたいな。それを40分間続けようって思っていました。(安藤選手)」
 
 
そこから、明治大の快進撃が始まる。攻守ともに良いプレーが続き、青山学院大を大きくリードする展開。青山学院大が追い上げるも、必ず安藤が流れを断ち切るという場面が何度も見られた。前半をリードして終わり、理想の展開に誰もが期待を膨らませた。
(※写真:#16安藤選手)
 
 
 
 
 
 
~最後までは続かなかった
ただ『明治らしいプレーができた』ことで1つの成長を遂げ、次なるステージへ~

しかし、そこは王者・青山学院大。3Qできっちりと切り替え、明治大を猛追、逆転に成功すると一気に試合をものにした。明治大は、前半の勢いのままいくことが出来ず、後半で一度切れてしまった集中力を立て直すには、もう体力も気力も残ってはいなかった。「3Q途中まではイイ勝負だったんですけど、フィジカル的にもだんだん削られていって、最後まで集中が続かなかったこと。そこからの一つ一つのミスっていうのが敗因に繋がったんじゃないかって。(皆川選手)」
 
 
それでも、前回の敗戦とは大きく変わったものがある。選手一人一人が、青山学院大に勝つというイメージを持って試合に挑み、明治大としてのプレーを見せることが出来た。ただ、それが40分間続かなかっただけ…悔しい想いが選手の心に残っていた。『勝てたのに…』その想いが生まれただけでも、大きな成長だと思う。「インカレであんな試合でしたが、今回はしっかりとした明治らしいプレーができたのに…。それで勝てなかったのが悔しかったです…。(目選手)」
 
 
明治大はすでに次に向かって歩き出している。これはあくまでも成長の一つで、通過点に過ぎない。すべては、秋のリーグ戦、インカレのため。


「明治は、青学を見て脅えるんではなく、今日は戦ったんだから。次に当たるときにそれを乗り越えられるかどうか…。次は絶対勝てると思う。今日だって、やれたことはやれた。ただそれが40分間続けられなかった。それを40分間つなげるためにこれからやっていく。(塚本HC)」

「今日は自分は全然ダメで…でももう(青山学院大に対して)悪いイメージはないです。次から勝てる相手です。リーグではいけます。倒したいです。(中東選手)」

「もう(青学相手に)攻められるってのはみんなわかったと思うんで、あとは40分間やりきるディフェンスと、自分の配分ですかね。青学相手に攻めさせてあげるっていうのも、みんなで攻めれるようにするっていうのも俺の仕事だと思うから…。もう一歩俺が上のレベルでやれれば、もうちょっと得点につながると思うんで。(安藤選手)」
 
 
明治大は、ようやく目指していた高みへの第一歩を踏み出したに過ぎない。明治大の力はこんなものじゃない。無限の可能性を秘めている。その答えがわかるのは、リーグ戦かもしれないし、その先のインカレかもしれない。明治大のさらなる飛躍のために、温かい応援をこれからもよろしくお願いします!
(※写真:倒れながらもシュートをねじこんだ#16安藤選手に駆け寄る明治大メンバー。さらなる飛躍のため、彼らは次のステージへ。) 
 
 

Written by R
Interview R&K
試合速報 R
Photo K

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