◆No.12 中東 泰斗選手(4年)
攻守の要だけでなく、チームを率いる存在としても役割を求められているのが中東選手。それだけに負担も多いはずだが、個人としてはユニバーシアード代表、李相佰杯などの学生代表に留まらず、7月に開催された若手主体の「ヤングジャパン」での国際試合も経験し、大きな成長を遂げている最中だけに、彼なら今年のチームを作り上げてくれるだろうと期待したい
「(リーグ戦を終えた時に)「やっぱり明治は強かったな」と言われたい」
—今日は勝利おめでとうございます。ここまで週3回の試合をこなし、プレータイムも長いのでだいぶ疲れもあるのでは。
勝ててよかったです。(疲れについては)試合中も声を掛けたりしていて、今までになかったことなのでそういう負担もありますね。ベンチは耀平(小山選手)が声を出してくれているので。経験ないメンバーが多い分、そういう部分も含めてコートの中では自分がやらないと思っていて声を掛けたり、まとめていかないといけないと思っています。
—前半戦もあと1試合。いま8試合を終えてみて。
チームがどんどん成長している実感はありますし、今後に向けては前半戦で負けた所には勝ちたいですね。
—成長しているということで良くなったと感じている部分は?
ディフェンスが良くなったかなと思います。あとはターンオーバーしてからも、最初の頃はどんどん(気持ちが)下がっていったけど今はそこで切替えていい方向にみんなで意識しながらやれている所ですかね。我慢強さもできたのもでかいと思っています。
—今日(vs法政大)の試合、3Qの終わりと4Qの初めに攻守で勝利を引き寄せる活躍でしたね。
そんなに(その時のことを)覚えていないんですけど(笑)
—必死だったと?
はい。やるしかない、という感じなんで。
—リーグ戦を終えた時、チームとしてどうなっていたい、というのはありますか。
そうですね…「やっぱり明治は強かったな」と言われたいですね。
—それは去年の経験を知っているだけに感じるフラストレーションですね…。でも、そういった思いやプライドはとても大切だと思います。プレータイムが偏っているので、6~7人目の存在も今後重要になってくると思いますが。
それはありますが、自分自身が試合にも慣れてきました。疲れなくなってきたのでいい感じにやれています。
—それでは、前半戦最終試合となる拓大戦に向けて。
勝って(前半戦を)終わりたいです。拓大の歯車を狂わせる事が出来れば付け入る隙はあるだろうし、どう相手をのらせないようにしながらやるかだと思います。