【2014リーグ】8試合を終えて「3勝5敗」 前半戦最終となる拓大戦に向けて~伊澤選手、皆川選手、中東選手コメント掲載~

by admin on 金曜日, 9月 26th, 2014

9月6日(土)に開幕した「第90回関東大学リーグ戦」は現在8試合を終え、明治大バスケットボール部は「3勝5敗」と負けが先行している。

◆現在の試合結果(※)2014.9.21時点
・9月6日(土)●明治大55-80慶應大○
・9月7日(日)○明治大75-60専修大●
・9月10日(水)●明治大48-60白鴎大○
・9月13日(土)●明治大52-75青学大○
・9月14日(日)●明治大39-59東海大○
・9月17日(水)○明治大74-50国士舘大○
・9月20日(土)●明治大64-74筑波大○
・9月21日(日)○明治大72-54法政大●
 
 

20140921_all3この結果に対し、「こういう状況の中での3勝5敗はまあよく頑張っているんじゃないかと思う。」とコメントを残した塚本HC。
最初の頃は自分たちのミスでチャンスを失い、そこを挽回するだけの集中力が最後まで持たず、負けが先行した。しかし、ここ数試合は少しずつ形になり、最後まで粘りが見られるようになってきた。そうした成長を感じられていることがこのコメントなのではないだろうか。
(写真:試合前の円陣)
 
 
~明治大に求められている急務「ガード育成」~

ただし、「ガードがやっぱり8試合やってもまだまだ(塚本HC)」と厳しい言葉も残した。

20140921_aita
明治大にとって、主力ガードがいなくなったことで「ガード育成」がリーグ戦を勝ち抜くための必須条件となっている。5戦目までいろいろ試した上で「6戦目からは會田と心中。30~40分の間で彼を使っていく。(引き離せる所で自分たちでミスをしてしまう点について)この3年間は、これまでのメインガードとの組合せでチームを作ってきた。結果も出してきた中で、新しいガードでやっているからリズム感が合わないというのを感じることもある。ただそこは會田も一生懸命やろうとしてくれている。」と語った。

”ガードは脚本家”という塚本HCは會田にどういったゲームプランでのぞむのか、と考えさせる課題を与えながらリーグ戦を戦っている。もちろん、會田だけでなく、他ガード陣の成長も必要だ。8戦目の4Q、會田が早い時間で5ファールになった際には吉川、齋藤の1年生ガードがしっかりと試合をつないで勝利を掴んだ。これはチームとしても大きな経験だ。
(写真:會田圭佑選手(2年))
 
 
~「そんなの無理でしょ、と思われるかもしれないが 去年よりもいい成績を納める努力をしていきたい(塚本HC)」~

去年の明治大を知っている方ならおわかりだろうが、豊富な人材が揃った最上級生の卒業や今季に主力メンバーがいなくなったことで、経験のあるメンバーは中東と伊澤だけとなってしまった。20140921_all関東トーナメントから「チームの立て直し」を迫られた明治大はここに来てようやくスターティングメンバーに名前を連ねるメンバーが固定化しつつある。

ここからチーム力の底上など課題も多く、いろいろな面で去年のチームと比較され、去年ほどではないという評価を持たれているかもしれない。だが、明治大はリーグ戦を通して”成長”し”覚醒”できるチームだ。
「ここからをベースに1歩1歩あがっていって、去年よりもいい成績を納めるために努力していきたい。傍からみたら「そんなの無理でしょ」と思われるかもしれないが、やってみないことよりも”挑戦する”事の方が大事だから。今のメンバーでどれだけチームケミストリーを起こしていけるかが大事だ。(塚本HC)」とただただ前だけを向く。
(写真:コート内のプレーに声援を送るベンチ。チーム一丸となって戦い、こういった笑顔の場面をたくさん見せてほしい)
 
 
前半戦の最終試合vs拓殖大に向けてあげた2つのポイント~

前半戦も拓殖大との1試合の残すだけ。どう終えて、どう後半戦につなげていくのか。20140921_all2この試合について2つのポイント「ガード」と「アジャストする力」をあげた。

1つ目の「ガード」。
「去年はどこからでも攻めれて守れて。今年のチームは中東、伊澤、皆川のフロントコート陣をメインに(ガードなどの)バックコート陣をどう育てていくかだ。だから、9試合目(拓殖大戦)はガードがポイントだ。(塚本HC)」

そして、2つ目の「アジャストする力」。試合は想定外ばかりのことが起こるものだ。それにどう瞬時に対応していけるかが勝ちを掴むチームとなる。そのためにはどれだけいろんな事を想定して準備しておくかも必要だ。
「アジャストする力も大事だ。ある試合で変則的なゾーンをやったりしたが、すべては基本から成り立っている。少しこっちが味付けをした時にアジャストメント能力があるかどうかをジャッジすることも大事になってくる。それを拓大戦では見てみたい。選手たちがそれを出来たら、後半戦いい方向に持って行けるんじゃないかなと思っている。(塚本HC)」

どういった戦いを選手たちが見せてくるのか、楽しみにしていてほしい。
(写真:ハーフタイム中の様子)
 
 
ここからは塚本HCが今年のチームのメインだと語ったフロントコート陣3選手のコメント掲載する。

→ 伊澤選手「チームとして戦える、というかベンチメンバー全員でコートに立って戦えるようにしていきたい」
→ 皆川選手「負けが多いがそれをどう捉えていくか ここから勝ちを1つでも多くしていってつなげていきたい」
→ 中東選手「(リーグ戦を終えた時に)「やっぱり明治は強かったな」と言われたい」

 
Written by K(support by R)
Photo R

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