【2015座談会】引退?いや、結婚企画! お蔵入りになっていた幻の「座談会」(後編)その2

by admin on 金曜日, 6月 21st, 2019

◆4年間を振り返って一言

・長谷部 凌 学生スタッフ(学生審判)

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ここに入っていなければ今以下のパンピーになってたけど、みんなと一緒にいるだけでいろいろなことを吸収できて、すごい4年間変われたなって。人生まるっきり変わったなって、ここに入れて。(大学卒業後にNBAのレフェリーになるため)アメリカに行くのも、ここに入ったから決められたし、(明治大バスケ部に入ったことが)人生の分岐点と言っても過言じゃないです。母親とか支えてくれた人たちには、本当にありがとうございましたと言いたいです。で、みんなにあれ明治のやつだぞっていう存在に、NBAのコートでなりたいなと思います。

 

・#11杉本 真太郎 選手

 

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この中でも1番ベースチームにいた期間が長かったし、今年1年は4年生みんながリーグ戦に出ている中で自分だけ応援席っていうのは辛かったけど、その分みんながわからない後輩の想いとかがわかったと思って。最初は大学は関西に残ろうと思っていたけど、ここに来たことで経験できないことも経験できたし、プロの世界に行く人とかとも一緒にできてすごくいい経験になりました。そういうことを経験させてもらえたのは親のおかげなので親には感謝しています。

 

・#55吉本 健人 選手(副主将)

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最初は、練習中やそれ以外でもいろんなことが起きて、結構大変なことが多かったけど、乗り越えて学年重ねるごとにチームメイトがお互い繋がってきて、技術的な面では伊澤がずっとトップチームにいて引っ張ってくれて。最後の方は、みんなで大変な年になったけどメンタル的な部分では伊澤以外でサポートしてくれたり、美貴と長谷部もサポートしてくれて。この代でしっかり4年間やってこれたなという感じはします。親や支えてくれた人の応援があったから頑張れたので、感謝したいです。

 

・中村 美貴 学生スタッフ(主務)

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最初は、大学もプレーヤーでやろうと思ってたけど、マネージャーになってよかったなって1番思います。最初はマネージャーとして何をやればいいのかわからなかったけど、先輩や同期、後輩とかいろんな人に支えられているな、というのがこの4年間通じてわかったことです。なので、両親はもちろんそうですけど、周りでこのチームを支えてくれた人には1番感謝しています。

 

・#88黒崎 海斗 選手(副主将)

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1番トップチームとベースチームを行き来していたからどっちもわかるし、1・2年の時は問題も結構あったし辛いこともあったからバスケをあまり好きになれなかった部分もあったけど、安藤さんが抜けて上級生だし、ちゃんとやらなきゃいけないなと思って。そこからは塚さんにも見てもらえる機会が増えたから試合にも出れるようになって、またバスケが楽しくなったのが1番大きいですね。4年間振り返っても(スタートで出場したリーグ戦の)青学戦が1番思い出に残ってるし、2年生のインカレ準優勝の時に自分がベンチに座っていられなかったのが結構悔しかったからそこからちょっと頑張ろうかなと思ったのが4年間振り返って1番にあることかなと思います。親とか応援してくれた人にはもちろん感謝しているし、友達も応援に来てくれて、そういった部分があったから頑張ってこれたと思う。後輩とかベースチームのやつらもやっぱり応援してくれていたので、良い代に恵まれたと思ってます。

 

・#50伊澤 実孝 選手

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この中では1番トップチームでやっていていろんなことが学べたけど、その反面いっぱい問題も起こしてきて。その問題が起きた時にみんなが毎回力を貸してくれて、またトップチームだったりバスケができる環境を作ってくれて。そういう時に本当にみんなから力をもらったからその分バスケで返そうと思った。トップに吉本とか海斗とか来た時に周りに何を言われても自分は嬉しかったし、やっぱり同期と一緒にバスケをしたいという気持ちもあったからサポートもしました。それが4年になってみんなと一緒にバスケできて、インカレの最後でみんなで試合に出れたから。本当にああやってみんなと笑ってバスケできたのも4年間みんなで頑張ってきたのもあるから、ありがとうって気持ちもあるし。美貴がテーピング巻いてくれたりだとか、長谷部も・・・同期には本当に感謝してます。親とかサポートしてくれた人にはこれからプロとしてやっていくので、バスケをする姿勢を観に来てもらった時に成長したところを見せていきたいです。

 

・#20秋葉 真司 選手

 

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最後の年がこんな風になるとは思ってなかったし、最後の年こうなっても乗り越えられたのは自分たちの代だからだと思う。それぞれの色があって、それが合わさって今年結果も出たと思うし。このバランスが良かったから大変なことがあっても乗り切れました。そこは本当に感謝しています。なので、今後も大切にしてきたいですね。両親とか応援してくださった方と出会えた4年間でもあって、感謝の気持ちでいっぱいです。この学年だけだったらこの結果は出なかったと思うので、後輩たちがいたから競争も生まれたし、自分自身も上手くなれただろうし、後輩たちが入ってきたからこのチームに力が与えられたと思うので、後輩たちにはこれからも頑張ってほしい。この会を開いてくださったMUBT MAGAZINEの人たちにも感謝です。これからプロではみんなの子供が目指してくれるような選手になれるよう頑張りたいです。

 

・#1税所 啓 選手 (主将)

 

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4年間は振り返ったら本当に色々あって。バスケ以外でも色々あって、そこで親にも迷惑かけたし。ベースチームで試合に出れなくていろんなことあったけど、(4年生になるまでの)3年間で正直モチベーションもあまりなくて。でも、3年目の合宿で(来年は)キャプテンをやれと塚さんに言われて、年明けの天皇杯で試合にも絡めるようになって少しずつ意識し始めて。4年になってちゃんと俺がキャプテンになったら、(2度にわたるHC交替などを含めた)大変な代になって。俺だけじゃなくてみんなでみんなを支えられたのは、この同期で良かったと思うし、一生大事にしたい。だから4年間を振り返ったら俺の中では最後の1年が全てだったかなと思います。親には沖縄から東京に出してくれて大金叩いてバスケやらせてくれて、いい経験をさせてくれて感謝しています。あとは沖縄から出てきた友達がいっぱいいて、他のスポーツで頑張っているのもモチベーションだったし。他大学の選手とも切磋琢磨できたのもいい経験だし。試合行った時に自分の親がなかなか来れないから伊澤の親だったり秋葉の親だったり、本当の親みたいに接してくれてそれが結構嬉しくて。同期の親というのは親並みの感謝です。周りの人に支えられて東京出てきて良かったなと思います。周りに感謝感謝の4年間でした。

 

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※最後は集合写真!4年間お疲れさまでした!

 

 

〈編集後記〉

大学を卒業してから約4年。ついに同期から結婚第1号が出ました。

 

その嬉しい報告を聞いた時にふと思い出したのが、この座談会。「引退してから集まって2時間近くも語ったのに記事になってないよね・・・?」この気持ちが大きくなり、お祝いも兼ねて主務だった私、中村が筆をとることにしました。

 

元MUBT MAGAZINEの方にデータをいただいて、4年ぶりに聞く座談会の音源。夜な夜な文字起こしをしながら1人でふふっと笑ってしまいました。あの濃く熱い4年間を思い出しながら、急ピッチで書き上げたのがこの座談会の記事です。(時間がなくて詰めきれてないです、ゴメンナサイ!)おもしろ可笑しくみんなが楽しそうに喋っていることも、バッサリと切りました。だって、世に出したら“アウトー!“な話が多すぎるから(笑)苦渋の決断でした。

 

思い返してみても最後まで笑顔が絶えなかった座談会。苦しいことも辛かったことも全部ひっくるめて笑って話せるのがこの代の1つの特徴でもあると思います。卒業後、プロの道に進んだ人もいれば社会人として働いている人もいます。また、自分の夢を追いかけて今も必死に努力している人も。それぞれの道に進んだ選手と学生スタッフがこの記事を読み、あの熱い4年間をもう1度思い出して今後の糧にしてもらえれば嬉しいです。

 

仕事や私生活で辛いことや苦しいことがあったら、また4年前みたいに集まって笑いながら1杯やりましょう。

 

最後に、伊澤。結婚本当におめでとうございます。

そして、この記事を書くきっかけもくれてありがとう。

素敵な2人だからきっと幸せな家庭を築けると思います。

 

今日という日が素敵な1日になりますように。

結婚式、みんなで笑って会いましょう。

 

2016卒 主務 中村美貴

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