【2013関東リーグ戦】第11戦vs筑波大~残り43秒で68-68の同点に しかし最後はフリースローを確実に決められ悔しい敗戦~

by admin on 土曜日, 9月 21st, 2013


第89回関東大学バスケットボールリーグ戦 第11戦 vs筑波大 の試合結果を掲載いたします。



◆試合結果

 明治大 ●70(8-20,22-18,21-18,19-16)72○ 筑波大

◆レポート

スタート
明治大…#2目・#12中東・#16安藤・#24田中・#50伊澤
筑波大…#14坂東・#21笹山・#32武藤・#35池田・#92村越

【1Q】
筑波大池田のゴール下で幕を開けると、序盤は点を取り合う形に。伊澤がジャンパー、田中との合わせで2連続得点をすれば、筑波大は速攻で武藤が得点し譲らない。今日の試合は田中の調子が良く、積極的なドライブやパスなどで良い流れを作る。しかし、残り5分をきって明治大の得点がぴたっと止まってしまう。

DFからリズムを作りたいが、せっかくの筑波大のターンオーバーを誘ってもシュートが入らず得点につなげることが出来ない。すると笹山のバスカン、坂東の3Pが決まり、明治大はたまらずタイムアウト(残り3:38,8-15)それでも筑波大ペースは変わらず、明治大のターンオーバーから速攻で坂東が決めると、さらに坂東は残り28秒で3Pを沈めて、明治大の得点を5分間ノーゴールに抑えた筑波大のリードで1Q終了。
 

【2Q】
追いかける明治大は、田中のOFリバウンドからのタップシュートを皮切りに、安藤のジャンパー、田中のローポストプレーで6点差まで追い詰める。しかし、筑波大も笹山の連続ドライブで譲らない。明治大のタイムアウト明け、安藤・目のドライブで勢いをつけると、田中のバンク3Pも決まり、筑波大タイムアウト(残り4:50,23-28)

明治大は得意のDFで筑波大を攻め立てるが、イマイチかみ合っておらず、ギリギリで得点を許してしまう。安藤が単発で得点を重ねるが、なかな波に乗れない。すると、武藤・池田・坂東と3連続で筑波大に得点を許し、再び点差が開く。それでも、残り32秒で中東が3Pを沈め、何とか点差を縮めて前半終了。
 
 

【3Q】
明治大は逆転するべく、開始から猛スパート。絶好調の田中はバンクジャンパーを決め、さらに絶妙なアシストで目の3Pをお膳立て。さらに中東のバスカンワンスロー、安藤の3Pでとうとう1点差に。すぐに筑波大坂東に返されるも、明治大の勢いは止まらず、中東の速攻で筑波大は早々とタイムアウト。(残り6:21,43-45) すると、筑波大も武藤が落ち着いてジャンパーを決め、負けずに坂東が3Pを決めると、今度は明治大がタイムアウト。

しかし明治大はターンオーバーからの得点を許し、なかなかリズムを取り戻せない。中東のドライブも決まるが単発の攻撃に、それでも諦めずに良いDFを続けるが、少しの気の緩みから武藤にバスカンを決められ苦しくなる。残り3.5秒でOFリバウンドから西川がバスカンワンスローを決めるも、乗り切れないまま最終Qへつないだ。
 

【4Q】
筑波大は開始早々鮮やかな合わせのプレーで筑波大らしい攻めをみせつける。明治大も負けじと、目が3P、伊澤がバンクジャンパーを沈めて勢いをつけると、筑波大は早々と後半2回目のタイムアウトを取る。明治大はターンオーバーから2連続で速攻を決められ、こちらも早々と流れを変えるためにタイムアウト。

すると、安藤のスティールから田中が繋いで伊澤の速攻。さらに目の3P、伊澤のシュートを挟んで再び目の3Pが決まり、波に乗る明治大。残り43.6秒で安藤がインターセプトから1人速攻を決めて同点とすると、筑波大は最後のタイムアウト(68-68)

きっちりと守っていた明治大だが、ファールを取られ、武藤がフリースローをきっちりと2本決めると明治大タイムアウト。残り28.7秒、最低でも同点にしたい場面であったが、明治大の攻撃はターンオーバーとなりファールゲームに。筑波大村越がこれをきっちりと決めると、残り4秒で伊澤のゴール下が決まり、その後のファールは流れてしまい、タイムアップ。最後まで粘りをみせた明治大であったが、逆転するにはあまりにも時間が足りず、残念な形での敗戦となった。

 
 


◆BOX

◆明治大学◆
   #0 川内 慎太郎 1:49 0得点 1リバウンド 
*  #2 目 健人 33:07 16得点 (3P4本含む) 3リバウンド 1TO 
   #5 森山 翔太(CAP) 8:54 0得点 
   #10 清水 隆平 5:35 0得点 1リバウンド 
*  #12 中東 泰斗 32:27 10得点 (3P1本含む) 2リバウンド 4TO 3AS 
*  #16 安藤 誓哉 40:00 15得点 (3P1本含む) 7リバウンド 1TO 3AS 4ST 
   #22 西川 貴之 11:12 3得点 2リバウンド 1TO 
*  #24 田中 成也        33:41 13得点 (3P1本含む) 4リバウンド 4TO 4AS 1ST 
*  #50 伊澤 実孝 33:15 13得点 5リバウンド 2TO 
 

◆筑波大学◆
#2 満田 丈太郎 2:23 0得点 1AS
* #14 坂東 拓 40:00 17得点 (3P3本含む) 2リバウンド 1TO 2AS 3ST
* #21 笹山 貴哉 37:59 8得点 5リバウンド 4TO 6AS
* #32 武藤 修平 37:54 21得点 6リバウンド 3TO 2AS 2ST
* #35 池田 龍之介 37:37 14得点 (3P1本含む) 3リバウンド 1TO 2AS 1ST
#42 坂口 幹 2:01 0得点
#58 船橋 健吾 28:05 4得点 1リバウンド 2TO
* #92 村越 圭佑 14:01 8得点 1リバウンド 1TO 1AS 1BS

(*:スターティング・メンバー)
 


◆試合速報

Twitterで試合速報を行っています。ご覧になりたい方は下記へ。
http://twilog.org/msup2011bb/date-130921

◆Photo Galley
2013リーグ戦・第11戦vs筑波大~【Photo Galley
 
◆次戦以降の試合情報
「カレンダー」ページ(選手ポスター掲載)をご覧ください。

 
 

~残り43秒で同点においつくも 勝利は遠く~
 
今リーグで2度目の対戦となった筑波大。1度目と同様に最後の最後はどちらに転んでもおかしくない状況となった。残り43.6秒で明治大・安藤選手の速攻が決まると、68-68の同点に。

「一番最後のところでタフに持って行けなかったところが一番の問題点かな。(塚本HC)」というコメント通り、最後筑波にフリースローを4本確実に決められ、残り4秒で70-72とシュート1本の差に再びつけるも、4秒はあっというまにすぎそのまま試合終了となってしまった。

51-56で始まった4Q。明治大はミスを重ねた。しかし、それでも徐々に追い上げ、同点にまでこぎつけたのだ。だから、力はあるはずだ。それが思うように出せないだけだ。そういった歯痒い状態がずっと続いている今は誰もが本当に本当に苦しいだろう。

だが、その苦しい状況から抜け出すにはコート上で結果を出すしかないのだ。

今戦っている舞台は選手たちのためのリーグ戦だ。だからこそ、誰かのためではなく、何かから逃れるためではなく、今の状況を切り替えて自分たちのために勝利をもっと貪欲に掴んでいってほしいと思う。

(写真:ハーフタイム、塚本HCからの指示を聞く選手たち。思うようにプレーができないのは本当に苦しいだろう。だが、彼らならその壁を突破してくれると信じている。)
 
 

Written by K
試合速報 R
Photo K

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