◆韓国遠征 結果
*第45回高麗大学・明治大学定期戦
(1試合目・8月9日(日))明治大77-79高麗大
(2試合目・8月11日(火))明治大62-73高麗大
*その他練習試合
(8月10日(月))明治大63-82中央大(韓国)
午前中に羽田空港を出発し、韓国に到着。午後には高麗大の体育館を借りて、練習を行いました。
これが、高麗大学の化汀(ファジョン)体育館です!
今回もこの定期戦に合わせた横断幕が、明治大を迎えてくれました!
さあ、練習開始です!
#32吉川治耀(2年)
#24森山修斗(1年)
#24森山修斗(1年)と#55吉本健人(4年)のマッチアップ、よく一緒にシューティングをしている2人です。
#14濱西秀人(2年)
ボックスアウトしあう#28今川友哲(1年・奥)と#20秋葉真司(4年・手前)
(高麗大との定期戦1戦目)*
高麗大は、現在韓国大学内で最強といっても過言ではないインサイドコンビの#32イ・ジョンヒョン(3年・C・206cm)と#11カン・サンジェ(3年・F・200cm)、さらにシューターとしての魅力以外にもリバウンドにも定評がある#10ムン・ソンゴン(4年・F・196㎝)が韓国A代表候補に選出され、今回の定期戦にはベンチ登録されず。タイムアウト中の高麗大
そのため、イ・ミニョン監督(高麗大)も「(代表活動で)選手が3名いなかったことと、やはりリバウンドが取れず、ディフェンスも苦しかった」と言葉を残した。また、明治大の印象を聞いた所、「インサイドのシュートが良かった」ことをあげたが、普段試合に出ていない高麗大インサイドに対しては、明治大が有利であったのは確か。そこに、出だしに#50伊澤実孝(4年)が得意のバンクショットや3Pを決め、#22宮本滉希(2年)や#28今川友哲(1年)が速攻プレーを決めたことなどが印象に残ったのだろう。
アウトサイド陣も#32吉川治耀(2年)の積極的なオフェンスは効果的で、さらにはアシストプレーも多く見せてくれた。#55吉本健人(4年)、#26小谷拓哉(3年)はディフェンスやリバウンド、そして要所で確実にシュートを決めるなどしてチームを支える働きを見せ、前半はシュートがこぼれていた#5會田圭佑も後半の勝負所でシュートをねじ込むなどのプレーを見せた。
しかし、最後は勝ち切ったのは、高麗大。勝負を決めたのはキャプテン#7・ドンヨプ(4年)。明治大が落としたシュートのリバウンドをしっかりと掴み、残り8.8秒からのドライブでは身体を当てながらもボールを投げる腕だけはしっかりと相手をかわし、バスケットカウント。勝ち方を知っているチームの最上級生はさすがだった。
両チームとも、全員をコートに送り出し、練習試合としては互いにいい収穫のある内容となった。明治大は9月5日のリーグ戦開幕に向けて、韓国遠征の後には名古屋合宿が続く。対する高麗大は、8月15日から始める「第3回プロアマ最強戦」(KBL全10チーム、国軍体育部隊「尚務」、大学5チームの計16チームで行うトーナメント戦)の前回優勝チームとしてのぞむ。
長年、交流を続けてきた両チームがともにいい結果を残せるよう、期待したい。
◆4年生
#7 イ・ドンヨプ (192cm/G) ※キャプテン
#14 イ・ホヨン (200cm/C)
◆3年生
#9チョン・ヒウォン (193cm/F)
#6チェ・ソンモ (188cm/G)
◆2年生
#4キム・ナッキョン (185cm/G)
#12キム・ユン (187cm/G)
◆1年生
#17キム・ハンソン (183cm/G)
#23パク・ジュニョン (195cm/F) ※U19
#20ユ・サンジュン (187cm/F)
#8ユ・テミン (186cm/G)
#13チャン・テビン (184cm/G) ※U19
#22チョン・ヒョヌ (194cm/F) ※U19
さあ、定期戦です。試合前には、記念品交換が行われました。
スタート出場のPG・#5會田圭佑(3年)
開始からいつも通りのバンクショットで得点を重ねた#50伊澤実孝(4年)
#32吉川治耀(2年)
#22宮本滉希(2年)
得点源として厳しいチェックに合う#50伊澤実孝(4年)
#32吉川治耀(2年)。マッチアップの相手は「負けられない」と言っていた同級生・#4キム・ナッキョン(2年)
速い切り替えから連続で速攻を決めた#28今川友哲(1年)
3Pを含むアウトサイドシュートを確実に決めくれた#55吉本健人(4年)
#50伊澤実孝(4年)と#14イ・ホヨン(4年・200cm)の同級生マッチアップ
#22宮本滉希(2年)
#20秋葉真司(4年)
ディフェンスで高麗大を追い込む明治大
こちらも同級生マッチアップ。#55吉本健人(4年)と#7イ・ドンヨプ(4年・主将・193cm)
#5會田圭佑(3年)
#4小林拓(1年)
#14濱西秀人(2年)
ドライブから相手のディフェンスを切り崩す場面を多く作った32吉川治耀(2年)
#50伊澤実孝(4年)
#28今川友哲(1年)
#26小谷拓哉(3年)
要所でシュートを決め、しっかりとリバウンドにも絡みに行っていた#26小谷拓哉(3年)
残り8.8秒、逆転のドライブシュートを決めた#5會田圭佑(3年)
しかし、最後は高麗大キャプテン・#7イ・ドンヨプにドライブバスカンをねじ込まれ、敗戦。
来年は、明治大がホスト校となり日本開催です!
Written by 細田季里 (通訳:笹本明子)
Photo 細田季里